この間、全国で４店舗限定のこってりカレーを食べたばかりというのに、今回再び天下一品へ行ってまいりました。その理由は「テレビで天一のラーメンを見ちゃったから」。「こってり」が紹介されてたんですが、見てたら「……食べたい」となりまして。しかもそのあと人気芸人の方がやられてるYou Tubeでも、またまた天一が取り上げられていて「食べたい」が「食べる！」へと加速。で、どうせなら京都なんだもの、本店へ行きまっしょいということで、左京区にある総本店へゴー。ここでしか提供していない限定メニューを食べたほか、天一マニアに送る、行かなきゃわからないクイズも用意してみましたよ。

まずは本店裏の駐車場から。ホームページによりますと、22台分用意されているということですが、お昼前の段階ですでに空きは数台という状況。さすがは全国から天一マニアが訪れる聖地！ とか言いつつ、アタスも含め、ご近所の方々もフツーに食べにいらっしゃるので、地元京都ナンバーもたくさん停まっております。ここで、クイズです！

今回、総本店へ足を運びまして、いろんなものを見てきましたので、上記5問を用意させていただきました。行ったことある方ならカンタン？　いや行ったことあってもわからない問題もあるのでは？　答え合わせは後半でどうぞ。

長過ぎる前置きに若干不安を感じつつ、こちら店構えです。場所は白川通沿いでして、前を通ったことある、という方も多いことでしょう。最寄り駅は叡山電鉄の茶山・京都芸術大学駅でしょうか、東へ徒歩10分ほどで到着できるはず。入り口左手にベンチがありますが、満席のときにはこの辺りで並ばれてますね。

店頭にはメニューも出されておりました。小さくてわかりずらいかと思いますが、総本店限定メニューとして、豚重定食3種、そして牛すじキムチラーメン＆牛すじラーメンが用意されております。サイズや味、麺のチョイスができること、持ち帰りメニューも充実してることなどもわかりますね。遠方から来られた際には、持ち帰って、お家で天一を味わってみるもよし、でございます。

店内は奥に長い造り。左手にカウンター、右手はテーブル席になっております。ランチタイム少し前の時間だったので、スムーズに入店できましたが、すぐあとからお待ちのお客さんが発生しておりました。女性お一人様、カップル、修学旅行生と思しき学生さんたちなどなど、バラエティに富んだ客層はさすが総本店ですね。というわけで、ここでクイズの正解いってみましょう。まず一問目の「入り口すぐの場所にあるのは？」の答えがこちら。

A1　入り口すぐには麺の茹で場がある！

こちらが入り口すぐ横にあるスペース。大きな釜から湯気が上がってるのがわかりますでしょうか。「天一食品」の名前が入った麺箱？も置かれておりましたよ。とか言いつつ、座った場所の具合で、実際にスタッフさんが作業しているところを見ることはできず。でもおそらく間違いなく、ここで麺が湯がかれてる、はず、多分。では第二問「店内の壁に書かれているのは？」。

A2　天一の歴史がわかる沿革！

テーブル側の壁に書かれているのがこちらの沿革。創業からこれまでの歴史がひと目でわかるようになってます。文字情報のほか、懐かしい写真も貼られておりますので、こちらも要チェックですよ。ちなみに店奥の壁には、開業時の信じられない資金額、そして創業者のありがたいお言葉もありましたので、合わせて見てみてくださいませ。続いては第三問「本店専用おしぼり、割り箸がある？ ない？」。

A3　レアな専用おしぼりアリ！→ネーム入りではあるが専用かどうか……？

こちらが「京都北白川本店」のネーム入りおしぼり。創業昭和四十六年の文字も入っております。ここでしか出されていないであるレアアイテムなので、持って帰ろうかと一瞬考えましたが、手を拭くことを優先いたしました。ほかの店舗もネーム入りがあったりするのかしら？ お近くのお店へ行かれた際には確認してみてくださいね。

そしてお箸は普通の割り箸だったので、おそらく本店専用はナシだと思われます。というわけで、第四問は「入り口のほかに、出口専用の扉が用意されている？ されていない？」。

A4　出口専用の扉がある！

ガレージ側から店舗を見ますと、こんな感じなんです。右側の扉は従業員の方専用、左は出口専用となってますよね。というわけで、皆さんここから出てくるのかな、と思ってたんですが、見てる間は1人も出て来ず。自分自身も実際に店内で食事したあと、お支払いを入り口付近で済ませたら、そのまま入り口から出てしまって、この扉は使わずじまいでした。次回はここから出てみよう。では最終問題「本店の店内にはスローガンが貼られていますが、こってり！ たっぷり！ に続くのは？」。

A5　本店のスローガンはこちら！

入り口付近の壁に掲示されていたスローガンがこちら。「こってり！たっぷり！にっこり！」と、まさに天一のためにある言葉を3つ集めたようなナイススローガンです。実際、待ちのお客さんがいるような忙しい状況でも、スタッフの方々は笑顔を絶やさず、的確に案内、サービスしておりました。さすがですね、 と1人で微笑んでましたら、オーダーの品が到着しましたよ。

今回お願いしたのは、本店限定の「豚重定食」1,350円です。しかも本店へ来たことで気と胃袋が大きくなったのか、なぜかラーメンを1.5玉の大（プラス160円）にしちゃうというリッチバージョンとなっております。図らずもいつもの「こってり」を「たっぷり」にして「にっこり」しちゃう結果となったのはご愛嬌。本店専用おしぼりとともに撮影してみました。

早速豚重をいただきましょう。柔らかな豚肉は甘辛く味付けされていて、ご飯が進みまくります。ネギもいいアクセントになってワシワシといただけますよ。これは腹ペコ状態なら、もっと大きなサイズで欲しくなりそう。今メニューを確認してみると、定食は小ライスを並、大に変更できるようなのですが、豚重も対応してくれるのかしら？ 今度聞いてみよっと。

そして安定の「こってり」がこちら。オーダー時に麺を普通か細麺か、そしてニンニクありでいいかを尋ねていただけるので、好きなスタイルでお楽しみください。レンゲにすくってひと口いただくと、そうそうこれこれ、と心のなかで再びにっこりでございます。

そんで今回人生初の「こっさり」こと「屋台の味」もいただいてみました。食べる前は「言うても天一はこってり、こってり以外認めません！」と鼻息を荒くしてたのですが、「こっさり」をひと口食べてみると「ん！？ ……これはこれでアリアリざます！」とたちまち方針転換。物足りないなんてことは全然なくて、しっかりとこってりのテイストを感じられるお味なんですよ。と言いつつ、次に「こってり」のスープをいただくと「……やっぱりこってりうまい！」んで「こっさり」を食べると「こっちもアリ！」とループすることに。いずれにせよ、どちらもおいしいということですね。「こってり」以外一度も食べたことないという人（意外と多いと思われ）も、ぜひ一度お試しあれ！

最後に使用できる電子マネーなどの一覧置いときますね。2023年5/17現在、全国で224店舗（あがりゃんせを含む ※ホームページからの情報）を展開している天下一品グループの総本店へお伺いしてきました。本店限定メニューのほか、本店スローガンや壁の沿革など、個人的新発見もいろいろ。みなさんも訪れた際には、本店ならではの何かを探してみてください。ちなみにランチタイムは行列必至ですが、通し営業なので混雑時間をずらせば比較的スムーズに入店できるはずですよ！