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【防災】西日本豪雨で被災!準備不足の後悔から元被災者がはじめた「防災力」を上げる3つのこと

川崎みさ暮らしの講師

元海上保安官で2児の母、6年前の西日本豪雨災害で被災した川崎みさです。

6年前の西日本豪雨災害を機に、もと海上保安官だった経験を活かして「防災力」を上げるために、わが家で実践している3つのことをご紹介します。

1.外出時は「動きやすい靴」にする

スニーカー
運動靴
かかとの低い靴など

災害が起こったとき、安全に避難するためには「動きやすい足元」が大切です。今は、ヒールの高い靴やサンダルなど涼しげな足元を楽しめる季節ですが、8月8日には宮﨑でマグニチュード7.1の地震が起こり、各地で余震などが続いていたり、巨大地震注意喚起がなされているため、当面の間は「動きやすい靴」で外出するのも「防災力」を上げる工夫のひとつです。

「履き慣れている」「脱げないように履き口を調節できる」靴なら、さらにベスト!災害時に安全に避難できるよう、動きやすい足元を意識して靴を選んでください。

2.「財布」に最低限のモノを入れておく

常備薬
子どもの保険証
家族の連絡先のメモなど

わたしには持病があり、毎日投薬治療をしているため普段から財布の中に3日分の薬を入れていますが、巨大地震注意が発表されてから4日分を追加し、「もしも」に備えて合計7日分の薬を持ち歩いています

普段は別に保管している「子どもの保険証」も、わたしの財布に入れておくことに。身分証としてはもちろん、子どもの万一のケガに備えられます。

また家族の電話番号など紙にメモをして、財布に入れておくのも「 防災力」を上げる工夫のひとつ。海上保安官時代にも何度か直面しましたが、いざという時に、スマホの電池が切れたり、壊れたり、電波障害が起こってスマホが使えなくなる可能性もあるので、「紙のメモ」で必要な情報を残しておくだけで「防災力」が上がります

3.「いつもの鞄」にも役立つモノを入れておく

小型ライト
お薬手帳
ゴミ袋
ペンなど

「もしも」のときのために、かさばらず役立ちそうなモノを「いつもの鞄」にも入れています。小型ライトは、近くのスーパーのビンゴゲームの景品で無料でもらったものですが、100円ショップでも小型のライトが購入できますよ。

「お薬手帳」は、普段持ち歩いている方は少ないかもしれませんが、わたしのように持病がある方はもちろん、アレルギーがある方は持ち歩くだけで「防災力」が上がります。余談ですが、先日、旅行先で高齢の母が突然体調が悪くなり病院に行くことに。幸い大したことはなかったのですが、複数のアレルギーがあるため「旅行先にも、お薬手帳を持ってくれば良かった」と後悔していました。

「防災力」を上げる3つのこと

1.外出時は「動きやすい靴」にする
2.「財布」に最低限のモノを入れておく
3.「いつもの鞄」にも役立つモノを入れておく

動きやすい靴での外出や、ちょっとしたモノを財布や鞄に入れておくだけで「防災力」は上がります。人によって、必要なモノや災害時に役立つモノは違うので、まずは1つ「 あったら便利かも」というモノを、いつもの鞄に備えてみてはいかがでしょうか。

最後までご一読くださりありがとうございます。
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暮らしの講師

元海上保安官で2児のママ。大型巡視船で働いていた経験を活かし、限られた環境と予算でも暮らしを楽しむ工夫を発信中。「お金はないけど知恵はある」海保マインドと「海保式やりくり」で、暮らしの「ちょっと困った」を解決するライフハックをお届けします。産後1カ月のときに西日本豪雨で被災した経験から、防災・減災講座も開催。船舶料理士、整理収納アドバイザー1級、広島防災Jプログラムトレーナーなどの資格を保有。テレビ、新聞、雑誌、NHKラジオなどメディア出演多数。1985年生まれで広島県在住。趣味は古着屋めぐりとマンガを読むことです。

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