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車中泊で17日の旅。いくらかかったのか費用を赤裸々公開#32

KAGARIBI八ヶ岳南麓で夫婦セルフビルド生活

神奈川県から出発し、東北・北海道をハイエースで巡ってきました。今回の旅で訪れた場所は、埼玉県・栃木県・福島県・宮城県・岩手県・青森県・北海道・秋田県・山形県・新潟県・長野県・山梨県の12の道県です。

出来るだけ自炊をしてあまり贅沢をしないようにと決めていましたが、観光がメインになるとついつい外食が多くなってしまいました。半月分の生活と旅行合わせて予算は一人約10万円です。

詳しい内訳はガソリン代・食費・宿泊費・フェリー代・お風呂代・洗濯代・観光代・雑費・駐車場代と9つに分けました。果たして予算内に納まったのでしょうか。

ガソリン代 ¥53,974

1日の移動距離は旅の期間で平均すると200Kmほど。船旅や移動距離が少ない日もあったので、実際には300kmが1日のノルマでした。

ガソリンは1Lの価格は144円から158円。メーターが半分になったら給油していたので、ほぼ毎日ガソリンスタンドに行っている感じでした。

土地勘が無い場所の為、どのくらい走ったらガソリンスタンドがあるかが分からなかったので、「gogo.gs」「楽天Car」というスマホアプリでガソリンスタンドを検索して、早めの給油を心がけていました。給油ギリギリになると目的が「スタンドを探す」になってしまい、勿体ないと思ったんですよね。

特に北海道は平坦の道が続くというわけではなく、アップダウンのある山道でスマホの電波も入らない場所もあったので、計画的に給油をすることをオススメします。

食費 ¥47,069

自宅から持っていったお米や調味料は計算していません。

さらに詳しく食材買い出し・外食・酒代に分けてみました。

まず、車内で調理する為の食材や飲料費 ¥29,820です。冷蔵庫があるといっても、多くは入らないのでスーパーで買い物をする回数は多かったです。

車内調理がメイン
車内調理がメイン

外食は ¥17,249です。道の駅のグルメに惹かれたり、お昼ご飯に多く使いました。車内で調理をし片付けまですると時間がかかるので、食事をしてすぐに出発したい時は手軽な外食で済ませる事が多かったです。

そして、酒代 ¥6,612です。ほぼ旦那さんのエネルギーとなりました。

お酒はその日頑張った楽しみなんだそうです
お酒はその日頑張った楽しみなんだそうです

「バンライフ」であればもう少し切り詰められると思いますが、やはり「旅行」しているとつい外食やご当地グルメに手を出してしまいます。

函館塩ラーメンは最高でした
函館塩ラーメンは最高でした

宿泊費 ¥3,800

これはゴミの処理費用も含んでいます。ポータブル電源の充電の為に十勝にある『スノーピーク十勝ポロシリキャンプフィールド』の電源サイトに一泊しました。キャンプ場でフル充電をし、後はソーラーパネルの充電で足りました。計画当初、電源サイトがあるキャンプ場の利用を2〜3回は予定していたので良い誤算でした。

電源サイト貸切でゆったり
電源サイト貸切でゆったり

その他の宿泊では道の駅にお世話になりました。特に今回訪れた中で良かった場所は、「道の駅かみしほろ」です。ここにはキャンピングカー専用駐車場もあり、平坦な駐車場で休む事が出来ます。道路を横断しないといけないので、施設からは少し離れますが交通量が多い訳ではないので対して気になりませんでした。

それからゴミの処理ですが、嵩張るペットボトルや精肉用の容器はキレイにしてスーパーに設置してあるリサイクル回収ボックスを利用し処分していました。

フェリー代  ¥46,170 (普通車1台・大人2人)

行きは『津軽海峡フェリー』大間〜函館【ノスタルジック航路】を利用。費用¥17,170。

90分の船旅はあっという間に終了するので、少し物足りない感じです。休憩もしつつ船旅も楽しみたいという方は青森〜函館【津軽海峡ロード】を利用するのもいいかもしれません

船は本当にワクワクします
船は本当にワクワクします

帰りは『新日本海フェリー』東苫小牧〜秋田を利用しました。費用¥29,000。約12時間の船旅は食事をしたり、お風呂に入ったりと、船内でゆっくりと過ごす事が出来ました。船旅を楽しみたい方はやはりこのくらい乗っていたいですね。

帰りも函館からフェリーに乗る予定でしたが、ガソリン代など函館に向かうまでにかかる費用と苫小牧からフェリーに乗る料金と大差がなく、せっかくならゆっくりと船旅も経験して日本海側にも行ってみようというその場の勢いで秋田行きに乗船しました。

お風呂代  ¥5,520

2日に1回の間隔で、道の駅に併設されている入浴施設を主に利用。道の駅だと入浴したあとにもゆっくり休めるので便利です。

訪れた入浴施設

道の駅上品の郷『ふたごの湯』・『七重浜の湯』・道の駅しんしのつ『たっぷの湯』・道の駅おおうち『ぽぽろっこ』・道の駅ちぢみの里おぢや『湯どころちぢみの里』

洗濯代  ¥3,300

コインランドリーは3〜4日間隔で利用し、今回は3回洗濯しました。2人分なのでこれ以上になると重量が増して、持ち運びも大変になってきます。それに、着替えた服を放置する日数的にもこのくらいが妥当だと思います。

最近はオシャレなランドリーが多いんですね
最近はオシャレなランドリーが多いんですね

安く済ませるポイントは、洗濯から乾燥までを一気に終わらせる全自動洗濯乾燥機を使うより、洗濯機と乾燥機を分けて使う事です。洗濯が終了したら、乾燥機に移し替えるという手間がかかりますけど500円くらい節約できます。しかし、洗濯をしている間に買い物や食事をしに行く時は60分放置できる全自動洗濯乾燥機を利用する方が良いでしょう。

観光代  ¥9,500

施設の入館料で下記4箇所分です。

ムーミンバレーパーク、気仙沼市東日本震災遺構・伝承館、森のトロッコ鉄道エコレール、加茂水族館です。

その他は仏ヶ浦や襟裳岬、ウトナイ湖など自然散策をして楽しんできました。

今回の旅は本当に絶景ばかりでした!
今回の旅は本当に絶景ばかりでした!

雑費 ¥8,998

雑費は、お土産代 ¥8,284と消耗品などの日用品 ¥714です。

駐車場代  ¥1,340

今回の旅では、駐車料金がかかる場所が少なかったのでこのくらいで済みました。

総合計は ¥179,671

なんとか無事予算内で収まりました。

距離感覚がわからなくて、1日の走行距離が長くなってしまう時もありましたが、愛車のハイエースで無事に行ってくる事が出来ました。どんな旅の様子だったのかが気になる方は、こちらのYoutube動画をご覧ください。

KAGARIBI ゆか

八ヶ岳南麓で夫婦セルフビルド生活

ハイエースに寝泊りしながらキャンプ場開拓を目指していましたが、とある理由でキャンプ場経営を断念。 今は山梨県の山の土地を購入し、自分達の家をセルフビルド中! 開拓を通して『自分で生きる力』を身につけ、自給自足生活を目指して第二の人生へ向けて挑戦していきます。

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