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アジア大会代表の19歳右腕、中軸3人を抑えてリーグトップの22ホールド目<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者
22ホールド目を挙げたパク・ヨンヒョン(写真:kt wiz/初報から差し替え)

13日のKBOリーグは全5試合が17時開始で行われた。

3位KTウィズと1ゲーム差で4位のNCダイノスの対戦は、4-0でKTが勝利。両チームのゲーム差は2に広がった。

KTは3-0で迎えた7回表の守り、2死一、二塁で3番パク・コンウを迎えた場面に、3番手投手パク・ヨンヒョンを投入。パク・ヨンヒョンはスライダーを4球、直球を2球続けてフルカウントとした7球目、外角いっぱいのチェンジアップで見逃し三振を奪いピンチを脱した。

8回にもマウンドに上がったパク・ヨンヒョンは4番ジェイソン・マーティンを一塁ゴロ、5番代打のクォン・ヒドンをライトフライに打ち取り、抑えのキム・ジェユンにバトンを渡した。

パク・ヨンヒョンは51試合目の登板でリーグトップの22ホールド目。3勝3敗2セーブ、防御率2.96を記録している。パク・ヨンヒョンは高卒1年目の昨季もリリーフとして52試合に登板。今年10月に行われるアジア大会の韓国代表にも選ばれている。

◇8月13日(日)の結果

・LG 17 - 8 キウム(チャムシル)

 勝:イム チャンギュ

 敗:キム ドンギュ

・SSG 4 - 0 サムスン(インチョン)

 勝:キム グァンヒョン

 敗:ワイドナー

・KT 4 - 0 NC(スウォン)

 勝:ペ ジェソン

 敗:フェッド

・ハンファ 8 - 3 トゥサン(テジョン)

 勝:サンチェス

 敗:チェ ウォンジュン

・ロッテ 6 - 1 KIA(プサン)

 勝:バーンズ

 敗:サンチェス

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「KTペ・ジェソン、7四球でも1安打勝利」

KTの先発ペ・ジェソンは6回0/3、108球を投げて7四球、2奪三振。ストライクよりボールの比率が上回るも与えたヒットは1本、無失点で6勝目(6敗)を挙げた。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、ロッテジャイアンツ)>

KIAタイガース戦に1番ライトで出場。1打席目ショートゴロ、2打席目は3回の先頭打者としてマリオ・サンチェスの初球のチェンジアップをセンター前にヒット。後続打者の出塁で進塁し、先制のホームを踏んだ。3打席目セカンドゴロ、4打席目見逃し三振、5打席目レフトフライ。5打数1安打1得点。7回表にポジションをレフトに移した。

⇒ 出た!安田権守(ロッテ)がプロ425打席目で初アーチ。さらに2号弾も

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表/KBO取材記者

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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