【太宰府市】9月は「認知症月間」です。認知症について太宰府市の取り組みは?
9月は「認知症月間」、9月21日は「認知症の日」と、令和5年6月に成立し、令和6年1月1日から施行された「認知症基本法」で定められています。目的は「認知症の方やその家族への支援に関する法制度を整備し、認知症になっても住み慣れた地域で自分らしく暮らし続けられる共生社会の実現」です。
高齢化社会の現代で認知症の問題は他人事ではないと思います。認知症に関して太宰府市はどのような取り組みを行っているのでしょうか?
市役所に、高齢の家族の様子が「あれ?おかしいな?」と思ったときに役立つパンフレットがありました。
症状の度合いによって、どこに何をしに行けばいいのか、どういうサービスがあるのか、補助金は出るのか、などが詳しく紹介されています。認知症予防のためのアドバイスも書かれています。
また、太宰府市には65歳以上の高齢者の相談を無料で受けてくれる「地域包括支援センター」が2ヵ所あります。
住んでいるエリアによって、いきいき情報センター内の「地域包括支援センター」と、とびうめアリーナそばの「地域包括支援サブセンター」があり、地域包括支援センターが休みのときは、高齢者安心ダイヤルという専用電話も用意されています。
市役所内で認知症啓発のためのパネル展も行われていたようです。
令和6年10月23日(水)10:00~11:30には認知症サポーター養成講座も行われます。認知症の基礎知識や認知症の人たちとの接し方などが学べるそうです。会場はとびうめアリーナそばの「地域包括支援サブセンター」で先着40名。申込締切は9月30日(月)です。
今回調べてみて、思った以上に太宰府市が手厚いサービスを用意していることに安心しました。何かあったとき、すぐに相談できる先があるということを知っているだけでも心強いですね。
【太宰府市地域包括支援サブセンター】
住所:〒818-0104 太宰府市大字通古賀197番地3 スポーツ振興事務所1階
電話:092-918-2200