たったこれだけ?驚くほど子どもが言うことを聞いてくれる魔法の方法
子育てに奮闘中の全国のママさん、今日も子育てお疲れ様です。
日常生活の中で、子どもが言うことを聞いてくれない、または注意しても反論されて困ったことってありませんか?
言うことを聞いてくれないと“忙しい時に限って言うことを聞いてくれない…なんでこんな時にーー!!〟って余計にイライラしてしまいますよね。そんなお困りのママさんたちにぴったりな子どもたちがすんなり言うことを聞いてくれる方法があるんです。私たち保育士も使っているとても簡単な魔法です笑
今回は、子ども自身が自分で納得して言うことを聞きたくなる魔法をお伝えしていきます。今日から使えるとても具体的な方法なので、ぜひ日常で活用してみてください。
驚くほど子どもが言うことを聞いてくれる魔法の方法
早速いきます!驚くほど子どもが言うことを聞きたくなる魔法の方法は「共感+叱る+具体的な提案」です。たったこれだけ。
例えば、ご飯の時間なのに「もっと遊びたいーー」とおもちゃから離れられない時は「もっと遊びたいんだね。(共感)今食べないと後でお腹空いちゃうよ。(叱る)あと3回やったらご飯食べようね。(具体的な提案)」といった感じです。
私自身もたくさん経験がありますが、以前、2歳の男の子がお昼ご飯のお手伝いをしてくれている時に、卵を強く持ちすぎて卵を割ってしまったことがありました。
その時に「卵割ってくれようとしてくれたんだね!大丈夫?びっくりしたねー!(共感)卵は割れやすいから優しく持ってあげてね。(叱る+具体的な提案)」と伝えました。次からは、卵を持つ時にこれでもかというほど優しく丁寧に持ってくれます。そして、お友達が同じような場面に遭遇したとき「大丈夫?(共感)卵は割れやすいからこうやって優しく持ってあげてね。」と持ち方までレクチャーしてあげてました。笑
「共感+叱る」だけでももちろん効果はありますが、「具体的な提案」をすることによって、次に何をしたらいいのか?が分かり、行動に移してくれやすいです。行動に移してもらえるとママにとってもありがたいですよね。
子どもはいつだって成長したいと思ってる
そもそも、子どもたちは“自分でやりたい!成長したい!〟という気持ちを持っています。そして“早く成長してパパやママを喜ばせてあげたい!〟という気持ちもあります。
保育士をしているとあらゆる場面で、子どもたちは、パパやママを喜ばせたくて行動しているんだなぁと感じる瞬間がたくさんあるんですよね。とても愛らしいなぁと思ってしまいます。
子どもたちなりに自分でやろうと頑張ったそんな中で、失敗したりうまくいかなかったりした時にあーだこーだ言われたら、そりゃへこみます。「ボクにはできないんだ」と思ってしまう子もいるかもしれません。
自分のしたいことをしたいようにコントロールできるほど心も身体も成熟していません。自分でも見惚れるほどの100%のカッコいい状態で披露したいのに、出来なかった時に「何で今やるの?」「もっとこうしたらいいのに!」とか言われると、聞く気がなくなってしまいます。正確にいうと、“聞きたいけど聞きたくなくなってしまう〟んです。
大人もそうですよね。
頑張って取り組んだはずの仕事を上司にけちょんけちょんに言われたら、やる気を無くしませんか?何ならちょっと反発したくなることだってありますよね。それが自分にとって頑張ったものであったり、大切なものであればあるほど。
それと一緒で、やる気があることであればあるほど、失敗した時のダメージってめちゃくちゃ大きいんです。
だから、そんな時こそフォローがとても大切。
上司に、「〇〇さん仕事お疲れ様!いつも頑張ってるもんね!」と頑張りを共感してくれて、その後に「ここをこうしたらもっとよくなるよ!」なんて言われたら、素直に言うことを聞きたくなりませんか?笑
子どもも一緒なんです。
「共感+叱る+具体的な提案」は、子ども自身が“これからは気をつけよう〟思ってもらいつつ、自ら言うことをききたくなる魔法の方法です。
子どもは大人をよく見ている
“言うことを聞いてくれる〟というのは、無理矢理聞かせることではありません。子ども自身が納得して言うことを聞こうとしてくれることを言います。
まだ小さな子どもたちにとって、身近な大人のいうことが全てです。
だから、小さな頃は少し強い言葉を使えばいうことを聞かせられるでしょう。しかし、子どもたちは非常に本質的です。よ〜く大人を見ています。
“これは本当にボクのためを思って、言ってくれているのか?ただ感情のままに言ってるのか?〟を非常によく見極めています。一瞬ドキッ!としますね笑
優しくされたことは一生忘れない
“感情的に怒られた〟ことは誰でもよく覚えてます。納得できないけど、仕方ないから聞いているとしたら、それはあとで必ず反動がきます。それは、言うことを聞いてくれている風に見えるニセモノの状態ともいえます。
反対に“こぼした配膳の後片付けを怒らずにしてくれた〟“忙しかった中でもずっと待っていてくれた〟など、優しくしてくれたことってよく覚えていますよね。そして、それを他人にもしてあげられるようになります。どうせなら、素直に言うことを聞いてもらえる、かつ他人にも優しくできるホンモノの状態であって欲しいですよね。
そうなるためにも、感情をぶつけるための“怒る〟ではなく、子どものためを思った“叱る〟にシフトチェンジしてみましょう。
パパとママの言葉がとっておきの活力になる
子どもは誰でも向上心の塊です。そして、単純にパパとママが大好きだから喜ばせてあげたいという気持ちも持っています。
その「向上心+パパママのことが大好き」という子どもの特性をうまく活用して、今回お伝えした「共感+叱る+具体的な提案」でやる気に拍車をかけてあげてくださいね。きっと、大好きなパパママのために向上心を持って、子どもが自ら動いてくれるようになりますよ。
一回だけでなく、ぜひ意識しながら続けてくださいね。今日も最後までご覧いただき、ありがとうございました。