【奈良市】飲みすぎ注意!!コーヒーなのにデザートみたいな優しい味が味わえるカフェ
こんにちは、奈良を愛する地域情報発信者のモチです!
今回はコーヒーがそんな好きでない方でも、ごくごくと飲めてしまうカフェを紹介していこうと思います。
そのお店の名前は「天迦久珈琲(あめのかくこーひー)」と言います。
天迦久珈琲は古事記に登場する鹿の神様「天迦久神」がお店の看板となっており、奈良に愛を注いでるのが深く伝わってきます。
天迦久珈琲は猿沢池から徒歩7分、歴史的町家街として有名な、ならまちの一角にあります。
近鉄奈良駅によく来られる方はご存じの方も多いかもしれませんが、天迦久珈琲は奈良三条通りのAPAホテルと業務提携をしているので、APAホテルでも天迦久珈琲のコーヒーを頂けます!!
繁華街にあるホテルでコーヒーを飲むほうが利便性はありますが、私があえて本店でコーヒーを飲んだのにはそれなりの理由があります。
本記事を通してその魅力が伝われば幸いです。
こだわりの素材と焙煎機
ならまちを散歩していたらたまたま見つけた天迦久珈琲。
そこまで店舗は大きくないのに、どうして天迦久珈琲で足を止めてしまったのかというと、
お店の外から見える、まるで機関車のように大きい焙煎機に私は目を奪われてしまったのです!
こちらの焙煎機はドイツ焙煎機メーカーの老舗、「オールドプロバット96年製」です。
私は焙煎機に詳しくないですが、色々調べたところオールドプロパットは窯の鉄鋳物が現代のものより上質で、甘みやフレーバーが強くでる逸品と言われています。
別名「コーヒー焙煎機のベンツ」と呼ばれるほど、世界でも評価が高い焙煎機です。
そのオールドプロバットに興味を持ってしまった私は、自分でも気づかぬ間に天迦久珈琲へ足を踏み入れてしまうのでした。
店内は和と洋のバランスが絶妙にマッチしているクラッシックな感じで、こじゃれたジャズが流れています。
バイクのインテリア? めちゃくちゃかっこいいです!!
VIPのような席もあって、ちょっとリッチな気分を味わうこともできます。
コーヒーに命を懸けているだけあって、店内には各国様々なコーヒー豆があり、
一体どんなコーヒーが飲めるのか期待が高まってきました!
デザート感覚のコーヒー
天迦久珈琲のコーヒーには、「WHITE(550円)」、「BLACK(500円)」、「FILTER(550円)」の3種類のメニューがあります。
季節限定の「CHESTNUT WHITE」もありますが、私はコーヒーの名前では珍しい「WHITE(白)」をオーダーしてみました。
ちなみに、天迦久珈琲の3種のコーヒーは、以下の特徴があります。
- WHITE:濃厚なエスプレッソにスチームミルクを加えた珈琲(ラテ)
- BLACK:濃厚なエスプレッソ
- FILTER:軽やかな味わいを奏でるドリップ珈琲
エスプレッソのような濃いコーヒーが苦手という方は、もっとすっきりした飲みやすいテイストにも選択可能です。
コーヒーだけでは少し口がさみしいという方は、天迦久珈琲特製のパンもあるので、是非ご賞味下さい。
そして、オーダーしてから数分後、
待ちに待ったWHITEコーヒーの登場です!
カップに描かれた鹿とラテアートがナチュラルにマッチしており、全体がアート作品みたいに見えました。
気になるその味ですが、濃厚なエスプレッソのはずなのに苦みがほとんどなく、ミルクの自然の甘さがふわっと口に広がってとてもクリーミーでした。
テイストしてから数秒後にコーヒーの味があらわれ、まるでコーヒーデザートを頂いている感覚になります。
濃いエスプレッソでこの味なので、コーヒーがあまり得意でない方でも抵抗なく飲めること間違いなしです!
天迦久珈琲のコーヒーは奈良三条通りのAPAホテルでも頂くことができますが、本店でしか味わえないおしゃれな雰囲気とオリジナルメニューもあるので、ならまち散策の際は是非訪れてみて下さい。
天迦久珈琲
住所:奈良市中新屋町18(ならまち本店)
奈良市上三条町29-1アパホテル1階(三条通り店)
電話:070-8306-2604
営業時間:7:00~17:00(本店)
7:00〜21:00(L.O20:00)(三条通り店)
定休日:不定休
駐車場:なし