【京都市左京区】初詣どこ行こ! 平安京を模した巨大なパビリオン かつては一面聖護院かぶらの畑でした!
さて、2023年はうさぎ年ということもあって、うさぎの神社として知られる岡崎神社のある岡崎近辺が注目されています。岡崎と言えば外せないのが、平安神宮ですね! 2022年12月28日に下見に行ってきました。
京都の都として始まりは当然、みなさんご存じですよね。今はこんなおじさんでも、若い頃、 受験で一生懸命年号を覚えたものです。794年(泣くようぐいす平安京)ですね。今から1228年前 になります。平安京の政庁(政治を司ったところ)がそっくり実は今も残っています。それが平安神宮なんです。しかし、建物は明治になって建てられたものです。
明治になって首都が東京に移されてしばらくすると、京都の経済が随分と冷え込んでしまったんですね。京都経済の活性化のためにと開かれたのが、明治28年の内国勧業博覧会でした。その目玉として平安京が出来上がった当時の朝廷の建物の一部が復元されました。当時は郊外、聖護院かぶらの畑ばかりであった岡崎に実物の8分の5の規模で復元されたんです。
ちなみにその聖護院蕪を漬け込んでスライスしたのが千枚漬けになります。博覧会の後は、建物はそのままに、平安時代の最初の天皇・桓武天皇と平安京で過ごした最後の天皇・孝明天皇を祀る神社となりました。ですから実は平安神宮は平安京を模したパビリオンなんですね。それでもデカイ、本当に迫力があります。修学旅行の生徒さんたちもこれには度肝を抜かれるようです。
ここで記念撮影するだけでも値打ちがありますね。2023年の初詣は、すぐ近くの岡崎神社と両方欲張って巡ってみませんか!
平安神宮(外部リンク) 京都市左京区岡崎西天王町97 075-761-0221