880円で買えるダイソーのシェルターは防災の備えとして使えるのか!?
9月は台風の多い時期ですよね。
特にこの時期になると、防災リュック・防災セットの中身を再点検する方も多いのではないでしょうか。
今回は私がダイソーに行った際に、防災グッズとして役に立つか一度試してみたいと思った「エマージェンシーシェルター」を購入しましたのでそちらを紹介します。
こちらがエマージェンシーシェルターです。
シェルターの割には小さいですね。そして価格はなかなか強気の880円(税込)です。
シェルターなのでむしろ安い?のでしょうか。
パッケージにはこの通り、緊急時以外にも、行楽や野営でも。とオススメしています。
どんどん期待が高まってきますね。
中身はこの通り、「シェルター本体」「シェルターロープ」「ペグ×8」「ペグロープ×8」の4種類です。※組み立て時にはペグ用にハンマーがあると便利です。
シェルターは三角形に開き、上側にシェルターロープ一本を通し、下側はペグ+ペグロープでシェルターを広げるようです。
それでは設営していきます。
シェルターのサイズは「幅:約95cm」「奥行:250cm」「高さ:80cm」となっています。
まずは、シェルターの上からつるしていきます。
シェルター本体は、アルミ蒸着PETという素材で非常に薄くて軽いのでナイロンのロープでも余裕でつるせます。適当な木などに巻きつけてしまいましょう。
シェルターには上側に2ヶ所、下側に8ヶ所のハトメ穴があります。
それぞれ対応するロープを通してどんどん固定していきましょう。
ペグはポリプロピレンという樹脂です。
軽量ですが鉄製のペグより大きいので砂利だったり、硬い地面などはあまり相性が良くないかもしれません。
さてシェルターを広げることが出来ました。
サイズが「幅:約95cm」「奥行:250cm」「高さ:80cm」という事で中で立ったりはできませんが座ったり寝転がったりはできそうですね。
ちなみにシェルターという名前ではありますが、筒状です。
横から見られると丸見えになるので注意しましょう。
実際に入るとこのような感じです。(ペグを8本全部打って最大まで広げればもっとスペースができるかもしれません。)
一応大人一人は座っていられるサイズ感です。
長さは約250cmなので寝転がるのは余裕です。
ただ、この日は少し暑い日でした。保温効果バツグンのアルミ蒸着PET素材の中だと非常に熱く感じます。(設営するタイミングを間違えましたね。)
逆にもう少し寒い時期は、温かく過ごせるということですね。
エマージェンシーシェルターという事で保温効果はもちろん、プライバシーを守る空間として使えます。外側からは中は見えませんが、内側からだと外がうっすら見えるようになっています。
そして注意点です。
シェルターの素材は非常に薄くて軽くて、保温性バッチリな反面、扱いはデリケートです。
ペグにつまずいて、シェルターに手を引っ掛けたら破れてしまいました。(まさかの一日目でボツにしてしまいました。)
こういった特性もあるので、地面に突起物があるような場所には不向きかもしれません。(もしくはあらかじめシートを敷いておくなどが必要)
いかがだったでしょうか。
ダイソーの中では880円と強気の値段設定でしたが、もしもの時に使えるかもしれない「エマージェンシーシェルター」のご紹介でした。
まとめ
保温性バッチリ:虫の居ない季節ならマット敷いて寝袋で寝ると温かそう。但し筒状なので別途対応は必要
設営かんたん:シェルターがとても軽いので吊り下げる場所さえあればなんとかなります。
設営場所、扱いはデリケート:耐久性があまり無いので破れないように気をつける必要があります。
と、いう個人的な感想です。
とはいえ、緊急時にプライバシーを守る目的であったり、保温が必要な時には活躍できるのかなと思います。
ダイソーの防災グッズのコーナーにおいてあると思いますので見かけたら是非手にとって見てみてください。