横浜市地域情報クリエイターのみうけんです！

まだまだ暑さ厳しい今日この頃ですが、みなさま熱中症などにかかっておられませんでしょうか。

連日のように「熱中症アラート」が報道される、そんな日は暑さに負けない身体をつくりたい・・・

そんな時に嬉しいのが暑い国で重用される、スパイスたっぷりの料理です。

今回紹介するのは、港南台駅から歩いて１０分、「エベレストキッチン」さんです。

こちらは、いわゆるインネパさん。

ネパール人が経営する、北インド料理にヒントを得た「インド風料理」を提供するお店です。

店内はテーブルがたくさんあって広々としています。

実際はもっと何卓もあるのですが、他のお客さんが座ってないところをパチリ。

ランチメニューは、いろいろなカレーとナンがセットになったもので、これ自体は、よく見かけるスタイルですよね。

この「エベレストキッチン」さんは、カレーの種類も豊富です。

◆Ｃセット（１３９０円）

３種類選べるカレー・ナン・ライス・サラダ・ドリンク・スウィートライター・タンドリーチキン・シークカバブといったラインナップ。

カレーは日替わり（ひよこ豆とチキン）・マトン・シーフードでお願いしました。

まずはサラダから。

キャベツ・レタス・水菜・にんじんと、彩りも豊か。

シャキシャキなお野菜がたっぷり摂れて、実に涼しげ。

ニンジンドレッシングはこってりとして、良いアクセントになっています。

まず、特筆すべきは大きくて食べ応えのあるナン。

このしずく型のナンは、実はインドではあまり一般的ではないもの。

このナンを焼くのに必須な、タンドールと呼ばれる大きな窯をそなえた家庭はあまりないので、本来は専門店で食べるものなんだとか。

一般家庭では、小麦粉と水と塩と鉄板と火があればどこでも焼いて食べられる「チャパティ」が一般的だそうです。

こちらのナンは、大きくてふんわり。

たっぷりとギー（澄ましバター）が塗られていて、実に香り高いです。

続いて紹介するのは、カレー、ライス、おかずが一皿にまとまったセット。

これだけたっぷりあれば壮観ですよね。

今回はちょっと贅沢をしたので、タンドーリチキンやシークカバブもついてます。

食後にドリンクもありますよ。

ひよこ豆とチキンのカレーは、何と言っても豆がホクホクで甘い！

ホクホクなひよこ豆とプリプリなチキンの相性は抜群です。

マトンのカレーは、むちむちで味わいの深いお肉がゴロゴロ。

トマトのフルーティさを感じるフレッシュなカレーで、ほどよい酸味とお肉の旨味が食欲をそそりますねぇ。

シーフードは、ちょっと甘みを感じる作り。

アサリのむき身がいくつかと、小さなエビがいくつか入っており、海鮮の出汁がしっかりと効いているカレーでした。

タンドーリチキンとシークカバブはけっこうな大きさですよね。

この２品がつくと、かなり豪華になります。

大きくてむっちりしたシークカバブは、ジャクジャクな玉ねぎがしっかり。

肉の旨味と玉ねぎの甘味のコントラストが実によく、スパイス使いも巧みで味わい深いです。

タンドーリチキンはむっちりとしており、肉の食感をダイレクトに感じられる逸品。

独特な配合のスパイスとヨーグルトベースのソースにじっくりと漬けてあるという事で、ほのかな酸味とスパイスの鮮烈さがお肉の美味しさによくよくマッチしています。

デザートにライターと呼ばれるヨーグルト。

甘く味付けがしてあり、フルーツも入っていますが辛いものを食べた後の甘いものって、実に格別だなぁと思います。

食後にホットチャイ。

昔は冷たいラッシーも好きでしたが、最近は食後にゆったりとお茶をする瞬間を大切にするようになりました。

美味しいカレーとナン、タンドール料理を楽しんだ後の温かいお茶。

わずかにシナモンも感じ、食後の口当たりをさっぱりとさせてくれますねぇ。

◆◇◆後記◆◇◆

駅からは少し歩きますが、間違いのない実力を秘めたお店。

それが港南台の「エベレストキッチン」さんです。

横浜にはインド料理のお店は何軒もありますが、ここはオススメの一軒です。

お試しを！