こんにちは、Sariです！今回はイベントレポートです。

昨日1月29日、石山寺で「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」「源氏物語 恋するもののあはれ展」がオープンし、オープニングセレモニーが開催されました。

大津市長や京都府宇治市長、福井県越前市長などが参加し、また大河ドラマ「光る君へ」清少納言役ファーストサマーウイカさんがスペシャルゲストとして来られました。

座主の鷲尾龍華さんは「これから約1年間、平安時代さながらに石山詣でにおこしいただき、豊かな自然や境内の文化財と合わせて、本日開館する展示を体験して、1千年前の人々の想いに耳を傾けていただければ」とあいさつされました。

ファーストサマーウイカさんは大河ドラマの今後のみどころについて「清少納言と紫式部は歴史上では重ならないと言われていますが、ドラマでは会います！まだまだこれからすごいことが沢山起きますのでお楽しみに」と話していました。

またファーストサマーウイカさんは石山寺にも参拝。座主の鷲尾さんに説明を受け、「ここで実際に紫式部が源氏物語を書いたんですね」と熱心に見学されていました。

光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館

29日から石山寺明王院にオープンした「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」は、NHKの大河ドラマ「光る君へ」を詳しく知ることができる展示館。キャストの紹介やサイン、撮影の小道具や主役の吉高由里子さんが着ていた衣装などが展示されています。

出演者のインタビュー映像などの4ｋシアターや企画パネルなど、ここでしか見られないものが沢山あって見どころ満載でした。

オープンに先立ち見学されたファーストサマーウイカさんは「素晴らしいですね。大河ドラマ館というと堅苦しいイメージがあったのですが、世代を超えて楽しめる内容でドラマの世界観が分かりやすく伝えてあると思います」と絶賛していました。

源氏物語 恋するもののあはれ展

石山寺世尊院には平安時代の「恋」を体感できる企画展「源氏物語恋するもののあはれ展」がオープン。イラストレーター日菜乃さんの描き下ろしイラストで源氏物語の中で書かれた和歌が表現され、アーティストあたらよさんとのコラボMVが限定上映されています。

源氏物語に出てくる和歌が読まれた背景となる物語の紹介と、それを現代人の恋に置き換えたらどうなるかを表現し、日菜乃さんがイラストとして表現しているこちらのパネル。

源氏物語の内容を振り返ることができ、またそれを現代に置き換えた斬新な発想を日菜乃さんの素敵な絵で想像することができ、とても面白く見応えがありました。

館内はあたらよさんのMVが流れてとてもポップな雰囲気。フルバージョンはここでしか見られないということですし、あたらよのメンバーへのインタビュー映像もありましたのでファン必見ではないでしょうか。

また、「恋の決め手は、美のセンス」として、平安時代の恋で重要なポイントだった色・香り・花の展示コーナーも。

こちらの色の世界コーナーでは、平安時代にあった色の一例が紹介され、源氏物語の登場人物をイメージした色カードを持ち帰ることができます。

カードの裏には登場人物の色との関わりが説明されていて興味深かったです。

香りの世界コーナーでは、源氏物語の登場人物をイメージした香りの体験ができます。香りは5種類あり、ランダムに3種類設置するとのことでした。

それぞれ個性的な香りがして面白かったです。光源氏の香りはすごく男性的な香水の香りでした。

花の世界コーナーでは平安時代の花の一例を紹介し、「はなみくじ」が体験できます。

画面のQRコードを読み取り、スマホに現れる〇を画面にかざすと画面上に〇が反映されます。その○を画面の好きな花に合わせて読み込むと、おみくじ画像が出てくるという仕組みです。その花を選んだ人の性格などが書いてあり、かなり当たっていて面白かったです。

こちらの展示も見学されたファーストサマーウイカさんは「ネットなどの情報では体験できない五感で楽しむことができる場所で素敵ですね」と話されていました。

まとめ

恋するもののあはれ展の写真をとって、＃恋するもののあはれ展　をつけてSNSに投稿すると、このようなイラストシールがもらえます！シールは2種類あり、ランダムに配布し、1人1枚でなくなり次第終了とのこと。ぜひ参加してみてくださいね。

盛大に始まった石山寺の「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」と「源氏物語 恋するもののあはれ展」。見どころ満載でとっても楽しめる内容でした。

ドラマを見ている方や、源氏物語が好きな方、イラストレーター日菜乃さんやアーティストあたらよさんのファンの方、さまざまな方が楽しめるイベントになっていると思います。

ぜひみなさん足を運んでみてください！

石山寺「光る君へ びわ湖大津 大河ドラマ館」「源氏物語 恋するもののあはれ展」