今回は、磯壁の住宅地の中にあるいちご大福専門店・ふくふく堂を紹介します。

「いちご大福専門店」と聞いて最初は、「いちご大福は春のいちごシーズンに食べるものでは？いちごの時期じゃない時はどうされているんだろう」って思いました。

このお店では年中、いちご大福が買えるんです。しかも1個税込130円！

手土産や差し入れにもお気軽に買えるお値段なので、私も以前、知人にいただいたことがありました。求肥がやわらかく、おいしかったのを憶えていたので、今回あらためて自分でお店に行ってみました。

住宅地ですがお店の場所は探しやすい

いちご大福をくださった知人に聞いていた場所に仕事の後、徒歩で向かいました。

「ホントにここで合ってるのかな」と多少不安になりながらも、仕出し懐石「味苑」がある交差点を南に折れると…

ありました。いちごカラーの日よけに大きくお店の名前が書かれています。これはわかりやすい。

よかった、道間違ってなかった（ホッ）。

いちご大福だけではなく、豆大福やわらび餅などもあるようですね。

季節限定と思っていたいちご大福が年中食べられる

お店に入るとずらっと並ぶ大福たちが。

主力のいちご大福の迫力がすごい。

いちご大福は白あん・こしあんから選べて1個税込130円。

単価が安いので10個、20個という単位で購入されるお客さんも多いそうです。

1日限定350個販売・売り切れ次第閉店とのことなので、早めの時間に買いに行くのをおすすめします。

ですが、私がお店に行った14時半ごろでも商品が充実していたので、閉店時間ギリギリでなければ大丈夫でしょう。

デコポン大福は季節限定商品のためもうすぐ終わるとのこと。デコポンの後は甘夏大福が登場する予定だそうです。柑橘系が好きなので楽しみです。

過去にはシャインマスカット大福が登場していたこともあったので、これも楽しみですね。

4月20日からは柏餅が登場します。

どうしてこんなに安いの？

どうしてこんなに安くいちご大福ができるのか？気になりますね。

店長さんに教えていただきました。

いちごは毎朝、店長さんが中央市場で大量に仕入れてくるそう。

普段からたくさん作ることがわかっているので、いちごを大量に安く仕入れることができ、皆さんにも安くご提供できます、とのことでした。

そういえばこのお店の定休日は水曜日。中央市場と同じ。なるほど。

普段からたくさん作る、とのことですが、予約なども含めて多い時は600個作る時もあると聞きました。すごい！

「いちご大福専門店」とした理由

お店の名前の由来もお伺いしてみました。

「店名を考える時、多くの人が大好きないちご大福の専門店とすると、興味をもってもらえるかも、と考えて『いちご大福専門店』としました」とのことでした。

なるほど〜。店長さんの狙い通り、私もしっかり、このお名前に興味を持ち、お店を訪れました。作戦成功ですね！

実際は豆大福やわらび餅も年中販売しています。

ちなみにわらび餅は200円。これも安い！

帰省の手土産等にも対応

このお店の大福は、できる限り当日中にお召し上がりいただきたいが、帰省などで当日中に食べるのが難しい場合は日持ちするように商品をお作りしますとのこと（要予約）。

進物用の紙袋も有料でつけることができます。

おうちでいちご大福を食べました

今回はつぶあん・こしあんのいちご大福と、デコポン大福を購入。

わくわくしながら食べました。

いちごの甘味についてはその時その時のいちごの状態にもよりますが、求肥とあんはめちゃうま。

今回のいちごは少し酸味が強めだったからか、白あんとの相性がバッチリで、おいしくいただきました。

こしあんで食べた夫は「いちごがちょっとすっぱい」と言ってましたが、酸味と甘味のコントラストが効いているほうが好きな人は、むしろ今、食べてみるのがいいかもしれません。

そして白あんとの相性が特にばっちりだったのが、デコポン大福。

朝日堂さんのみかんどら焼きの時も思いましたが、柑橘系は白あんとの相性がいいのでしょうか？次の甘夏大福が楽しみになりました。

季節に合わせた大福もいちご大福とともに店頭に並ぶので、季節が変わるたびにチェックしたいお店です。安いので気軽に行けますね。

車で来店予定の方へ

店舗に向かって左側に駐車場があります。

店舗詳細