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【河合町】自然保育を親子で体験しませんか?「こども自然フェスタ」馬見丘陵公園にて11/23開催

にゃんこWebライター(香芝市・北葛城郡・葛城市)

11月23日、馬見丘陵公園で子どもたちが自然に触れながら楽しく遊べるイベント「こども自然フェスタ」が開催されます。

このイベントは、こどものはぐくみを推進するための3つのテーマ「自然保育」「食育」「芸術」を五感で体験し、知っていただきたいという思いから企画されました。

自然保育って何?

あらためて考えると「自然保育」って何?という疑問が出てくる方もいるかもしれませんね。前置きが少し長くなりますが、奈良県の公式サイトから引用します。

画像提供:奈良こども自然フェスタ実行委員会
画像提供:奈良こども自然フェスタ実行委員会

自然保育とは、多様な自然環境等を積極的に活用した様々な体験活動を通して、子どもたちの豊かな人間性をはぐくみ、心身の調和のとれた発達の基礎を培うことを目指して行われる保育です。


自然保育のメリットは自然の大きさや美しさ、不思議さに気づくことで、子どもの「学ぶ力」「生きる力」の土台である非認知能力(自己肯定感・自尊感情・意欲・忍耐力・他者への寛容なこころなど)や健やかな身体のはぐくみへと繋がります。

また、子どもたちだけでなく、保育者自身が自然と触れ合うことで心身がリラックスし、 自然体な素の気持ちで子どもたちと一緒に過ごすことができます。

奈良県公式サイト 奈良っ子はぐくみ自然保育認証制度ガイドラインより

2022年に奈良県は「奈良っ子はぐくみ自然保育認証制度」を創設し、奈良っ子の豊かな体験に繋がる自然保育の普及を促進するため、一定の基準を満たした自然保育に取り組んでいる園や施設を認証することとなりました。

他にも自然保育の実践に役立つよう「奈良っ子はぐくみワークブック『ひとたね』」を制作し、これらの普及を進めていく方針です。

奈良県公式サイトより
奈良県公式サイトより

具体的にどんなことをするのかなどは「 奈良っ子はぐくみ自然保育認証制度ガイドライン」に詳しいですが、まずは体験してみるのがおすすめです。

11月23日は「自然保育」をこのイベントでぜひ体験してみてください。

こども自然フェスタ 詳細

開催日:2024年11月23日(土・祝)

開催時間:10:00~16:00

開催場所:馬見丘陵公園北エリア大型テント・河合町立中央公民館

■馬見丘陵公園で開催の内容

今回は子どもと自然で思い切り遊ぶイベントと、講演会で子育てについて学ぶイベントが用意されています。

そのため、会場が2つに分かれてしまうのですが、まず、馬見丘陵公園で開催されるイベントについて紹介しますね。

マルシェ・体験ブースが24ブース!

当日はテントの中と周辺にたくさんの物販ブースや飲食ブース、体験ブースが出店します。

一部紹介します。

【物販ブース】

  • 竹とんぼや竹笛
  • パパ専用育児アイテムの販売
  • 雑貨販売
  • 子ども服等のリユースフリマ

など。

【体験ブース】

  • ミツロウキャンドルづくり
  • パステルアロマヒーリング
  • 木のろうそくづくり
  • 木の札でペアゲーム遊び
  • 木工体験・奈良の木でつくるクリスマスツリー
  • マイ箸づくり
  • 丸太切り、林業機械操作の体験コーナー
  • 毛糸で作る北欧の妖精ワークショップ
  • お話会
  • 自然素材を使ったクラフト体験
  • 絵本広場

など。

【飲食ブース】

  • かりんとう
  • 国産小麦の無添加パン
  • 有機ジュース
  • 季節のジャム
  • 里山おむすび、むすびの出汁茶漬け
  • ヴィーガンケーキ・クッキー
  • スパイスカレー
  • お弁当
  • 米粉のクッキー
  • オーガニックランチ
  • カリフォルニアスパイスチキン
  • 自家製酵母パン
  • オーガニックコーヒー
  • ワッフル 

など。

あそびばで遊ぼう!

かしはら・あすかそとあそびプロジェクトさんのサポートにて、子どもたちが自由に遊べる場を用意しました。

画像提供:奈良こども自然フェスタ実行委員会
画像提供:奈良こども自然フェスタ実行委員会

親子でお散歩会

①10:15〜11:00 ②13:30~14:15

森のようちえんスタッフが、親子で自然の中をお散歩するのをサポートします。

絵本の読み聞かせワークショップ(岡田よしたかさん)

11:00〜11:30 馬見丘陵公園芝生エリアにて

奈良県在住の絵本作家・岡田よしたかさんによる絵本の読み聞かせ。

著者の絵本には、日常的になじみのある関西弁を話す登場人物が出てくるので、力が抜けてほっこりとした気持ちで聞けるのではないでしょうか。

読み聞かせ中の岡田よしたかさん(画像提供:奈良こども自然フェスタ実行委員会)
読み聞かせ中の岡田よしたかさん(画像提供:奈良こども自然フェスタ実行委員会)

いにしえわらべ歌ライブ(根っこさん)

13:00〜14:00 馬見丘陵公園芝生エリアにて

聴いていると季節の巡り、日本の原風景などが浮かんできそうな、いにしえのわらべうたをお送りします。

根っこのボーカル、うづ芽さん(画像提供:奈良こども自然フェスタ実行委員会)
根っこのボーカル、うづ芽さん(画像提供:奈良こども自然フェスタ実行委員会)

みんなでつくる!シンボルオブジェ(あみりたさん)

10:30~15:30 馬見丘陵公園芝生エリアにて

踊りとアートの自由表現の場あみりたさんにお越しいただき、屋外でのアート体験と、みんなでオブジェを作ることを体験していただけます。

さて、どんなオブジェが出来上がるのでしょう??

■河合町中央公民館での開催内容

自然保育に関する子育ての講演会が開催されます。(事前申込制)

「子どもと自然が出会ったら~センスオブワンダーな保育・子育てが育むもの~」

画像提供:奈良こども自然フェスタ実行委員会
画像提供:奈良こども自然フェスタ実行委員会

講師:松本信吾氏(岐阜聖徳学園大学教授)

会場:河合町立中央公民館

開場:13:00~

講演時間:13:30~15:00

参加費:2,000円

>>申込フォーム

「センス・オブ・ワンダー」とは、美しいものや未知なもの、神秘的なものに目をみはる感性のこと。

この感性は誰もが持っているもので、自然保育を通じてこの感性を養うことが、子どもの心身の発達や成長にどのような影響を与えるのでしょうか。

そんなお話を、20年以上、自然の中での保育を模索・実践してこられた先生が講師としてお話ししてくださいます。

このイベントを知って、私は

「あと15年早くこういうイベントに出会いたかった!」と思いました。

15年前なら長男4歳、次男1歳…あ、その頃なら末娘妊娠中か…。

ここで企画されている内容なら、自然保育を体験でき、自分でも実践するヒントが得られるだけでなく、五感を駆使して遊ばせることもできますね。

緑をたくさん眺めて、風の音を聴き、木の香りや触り心地を感じつつ、おいしいものを食べると・・・。

画像提供:奈良こども自然フェスタ実行委員会
画像提供:奈良こども自然フェスタ実行委員会

大人も遊んでいいですか?

なんて聞くまでもなく、遊んでいいはず。お子さんを遊ばせることを通じて親御さんにも楽しんでほしいというイベントなので、大人もじゃんじゃん楽しんでくださいね。

イベント詳細

こども自然フェスタ@nara_kodomo_shizen.festa

開催日:2024年11月23日(土・祝)

開催時間:10:00~16:00

開催場所:馬見丘陵公園北エリア大型テント・河合町立中央公民館

主催:奈良子ども自然フェスタ実行委員会(森のようちえんウィズ・ナチュラ、法隆寺フォレストロニカ、うみの森ほいくえん、森のようちえんいろどり、おりじん~想いで繋がるコミュニティ~、だがし屋3サン堂)

後援:奈良県、奈良県教育委員会、河合町、河合町教育委員会、広陵町、広陵町教育委員会、葛城市、葛城市教育委員会



Webライター(香芝市・北葛城郡・葛城市)

高校生男子1人と中学生女子1人の子持ち(一番上は今春就職し独立)。本と歴史、古民家と食べることが好きなWebライターにゃんこです。グルメ記事の参考までに⇒胃袋の容量は男子高校生並。家族が食べるスイーツの担当はドラフト会議で決めます。奈良県北葛城エリアのイベントやグルメ情報などを発信していきます。

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