仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。プロフィールでも少し触れておりますが、私長谷川誠。山形県の海側の庄内地方は鶴岡市で産まれ、内陸の村山地方は山形市で育ちました。

最近メディアでも取り上げられることが多くなりましたが、山形県はラーメンが熱い県。いらっしゃったお客様へ、お蕎麦屋さんの中華そばを出前で取ることが「手厚いおもてなし」とされてきた独特の地域文化があったためとのことらしいですが（※所説あります）私もそんな山形ラーメン文化に揉まれて育ち、当然のようにラーメン大好きに…。ラーメン大好き長谷川さん、なのであります。

前置きが長くなりましたが、「足繁く通う人も多という人気のラーメン屋さんがある」と聞きました。ラーメン大好き長谷川さん、確認しないわけにはいきません！

そのラーメン店とは、仙台市宮城野区宮城野、楽天生命パーク宮城のほど近くにある「屋台ラーメンた紅」さんです！　こちらのお店のラーメンが「ふと思い出して食べたくなる」「何度も通いたくなる」と話題のようなんです。

入口の隣には２階にある製麺所の入口が…。入店の前に「こだわりの自家製麺」だということが判明。期待が高まります…。いざ！　入店！

気さくな店主さんが、素敵な笑顔で撮影と記事の掲載を許可してくれました。お一人で忙しくお店を切り盛りされているのに…。取材へのご協力、本当にありがとうございました！

手入れの行き届いた店内。「屋台ラーメン」だけに、どこか屋台風の賑やかさもあります。また、お一人様でも落ち着けるラーメン屋さんの必須アイテム「マンガ本」も完備。個人的に足繁く通ってしまうお店の条件だったりします。マンガ本。

こちらがメニュー。麺はラーメンと冷やしラーメンの２つ。ラーメンだけの直球勝負！　こだわりが伝わりますね。冷やしメニューの方が若干手間がかかるためか、温かいメニューよりも割高な価格設定のお店も多いですが、こちらのお店は冷やしも温かいラーメンと同じ価格。ありがたい。

メニュー表の裏面。夏以外でもちょっと暑い日など、冷たいものが食べたくなる時がありますよね。そんな時に冷やしラーメンが一年中食べられるのはありがたいです。

さあ、ラーメンが着丼しましたよ！　

注文時に「背油が入りますが大丈夫ですか？」と確認いただいたり、提供時に「背油で丼が滑るので私が席までお持ちしますよ」とお気遣いいただいたり、店主さんのお客様を思う温かい接客に感動しながらラーメンを撮影。

スープを一口飲むと、ホッと落ち着くような、どこか懐かしさを感じる美味しさ。背油が動物系の旨味を強調してくれています。たっぷりのネギと肉々しいチャーシュー、そしてプリプリの自家製麺。まさに「こういうのでいいんだよ」と言いたくなる、シンプルながらも王道の美味しいラーメンでした。

ちなみに味玉と玉ねぎのトッピングも人気のようです。次回は絶対に玉ねぎトッピングにチャレンジしてみようと決意。あ、でも…。辛みそもいいよなぁ…。いっそ全部乗せにしようか…。

また、ラーメンの背油も追加で「マシ」することができるようです。背油マシマシでコッテリ系にするも良し、背油抜きのアッサリ系にするも良し。ノーマルでも十分に美味しいラーメンですが、トッピング等でさらに自由に自分好みにカスタマイズできる、この点もリピーターの多さに繋がっているのかもしれません

美味しさに危うくスープを完飲してしまいそうになりましたが、健康診断を控えているのでグッと我慢。麺の量は普通盛りで、普通のお店の大盛りぐらいのボリュームがありますので、ご自身のお腹の具合と相談して注文して下さいね。

笑いながら冗談交じりに「あまり大げさに書かないでね」とおしゃる店主さん。そんな店主さんの温かい人柄も魅力の「屋台ラーメンた紅」さんでした！　皆さんも是非食べてみて下さいね。

●屋台ラーメンた紅●

〒983-0045　宮城県仙台市宮城野区宮城野２丁目１０−３７