30日は首都圏で雪の可能性あり 最新見解
※この記事は2015年1月のものです。
あす30日は、本州の南岸を低気圧が進む影響で、関東でも雪の可能性があります。最新見解をお伝えします。
朝は雪の可能性あり
関東では、あす未明から雨や雪の降り出す所が多く、午後にかけて降る見通しです。
上空の気温が徐々に上がるため、昼間は雨になる所が多そうですが、気温の低い朝は、平野部の各地でも雪が降る可能性があります。
ただ、朝の段階で降る量は少ないため、雪だったとしても、うっすら積もるくらいの所が多く、交通機関が混乱するようなことはない見込みです。
また、雪が積もりやすい群馬~秩父~奥多摩など内陸や甲信地方も、降水量は多くなく、昼間にかけて雪が降る時間はあるものの、大雪の可能性は低い見込みです。
予測の幅を考慮すると
今回は、去年2月の大雪時のように、「雪です」と言い切れるほど上空の気温が低くありません。都心周辺など関東南部は、気温の低い朝の時点でも、雨か雪か微妙な気温で、雨のまま終わることもあり得ます。
一方で、そういう微妙な状況ですから、悪めに傾いた時のことも考えておく必要があります。今のところ確率は低いですが、雪の影響をどうしても避けなくてはいけない人などは、上記の見解より、もう少し積雪があるイメージをしておいても良いかもしれません。
いずれにせよ、去年2月のような大雪は、ないです。
大雪警報では事足りない?
前回の記事で、去年2月に歴史的大雪となった山梨県で、大雪警報が半日ほど前から出ていたことを書きました。それについて、「気象庁は、警報だけでなく、記者会見をすべきだった」というご意見をツイッターでいただきました。
大雪警報では、本当に事足りないのでしょうか?
仮に記者会見を開いていたとしても、「3日前から開くべきだった」「記者会見をもっと頻繁にしないと伝わらない」などとなるのではないでしょうか?
事後に、誰かの責任にして済むならまだ良いですが、犠牲になってしまっては、事後に何も言えません。
まずは、今ある情報を活かすところからだと思います。