【泥酔大事件】泥酔して鍵と携帯電話を紛失した男が、さらなる失態で追い詰められた!何があった?
前回までのあらすじ
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飲み過ぎた結果、気付いたらどこかのビルの裏で寝ていた男。慌てて飛び起き帰宅しようとするも、家の鍵と携帯電話を紛失していることが発覚して…!?
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最初から読みたいぞ!という方はコチラの第一話からどうぞ!
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この続きが読みたいぞ!という方はコチラの第四話へどうぞ!
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こんにちは、ニシムラマコジです。前回家の鍵とケータイを紛失したことが発覚し、顔面蒼白になった僕。落としたのは間違いなくさっきの場所だ!と確信し、慌てて先ほどまで寝ていたビルの裏側まで戻りました。
すると…僕の目に、おかしな光景が飛び込んできました。ビルの周囲に、タオル、ティッシュ、ペン…様々な物が散乱している。なんか見覚えがあるぞ。あっ!!あれは…
全部俺の物じゃないか!
慌てて背負っていたバッグの中を見ると、ものの見事にからっぽ。ここでようやく気付きました。どうやら酔っぱらった僕が、節分の豆撒きのごとく、バッグの中身を周囲に撒きまくっていたみたいです!目覚めた時はパニックになっていて、物が散乱していることに全然気付きませんでした。ポケット時刻表に至っては、何ページもビリビリに破かれて、そこら中に散らばっている始末。なんで俺はこんなことをしたんだろう…?全くもって理解不能でしたが、とにかく拾わなきゃと思い、慌ててバッグの中に回収しました。
さあこれで一安心…と思いきや、結局鍵とケータイだけは見つからず。どうしていいかわからなかった僕は、パニックになってビルの周りをグルグルと回り始めました。そんなことをしても当然見つかるわけはない。どうしよう…。涙が頬をつたいかけました。とその時!僕の脳に、起死回生の素敵なアイディアが浮かんだのです。
「そうだ!電話だ!」
自分のケータイに電話をすれば、誰かが出てくれるかもしれない。こんな状況でもナイスなアイディアを生み出してしまう僕の聡明ぶりに、一瞬酔いしれてから、すぐさま公衆電話にダッシュしました。ところが…受話器を上げ、電話をかけようとした手が、ピタリと止まったのです。
番号が思い出せない!
残念なことに、自分のケータイの番号が、全く出てこないのです。聡明だと思ったのは間違いでした。愚鈍です。こうして僕は再び追い詰められたのでした。
さてさて、もはや万策尽きた感のある僕ですが…果たしてこの後どうなるのでしょうか!?この後事件は急展開を見せるのですが…まだまだ長くなりそうですので、続きはこちらの第四話からどうぞ!
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■現在や過去に起こった出来事を必死に思い出して発表しています。
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