【泥酔大事件】なんでこんなことに…?飲み会で浮いてしまった男が直面した、思いがけない事態とは?
この続きはこちらの第二話をどうぞ!
_________________________________________________
こんにちは、ニシムラマコジです。これは僕が大学生の頃、京都に住んでいた時の出来事でした。
貧乏だった僕は、夏休みに入ってもほぼ毎日休まずにバイトをして過ごしていたんですが…やはりたまには親に顔を見せないといけないと思い、お盆明けに実家がある長野県に帰省しようとしたんですよね。ところがそんな時、バイト先の人から飲み会に誘われたんです。それは僕が帰省する日のまさに前日。翌朝8時に大阪から発車するバスに乗ることになっていた僕は、翌日に備えて断ろうと思っていました。ところが、先輩に行くぞと言われると断りにくく…まあ少し顔だけ出して、あとは適当に切り上げて帰ればいいや。そう考え直し、出席することにしたんです。その選択が、後に悲劇を招くとも知らずに…。
そして飲み会の会場に到着。仲のいい先輩と同じテーブルについて、適当に盛り上がって適当に帰ろう。そう思っていたところ…幹事の人から思いがけない声が聞こえてきました。
「じゃあ席順はクジで決めまーす」
はあ!?嫌な予感がよぎりました。僕はその時ホテルのビアガーデンで働いていたのですが、僕の担当は洗い場で、ホールの人たちとはほとんど接点がありません。飲み会の参加者は30人くらいいましたが、その中で話をしたことがあるのはせいぜい10人ほど。人見知りの僕が、知らない人たちに囲まれて過ごすなんて地獄でしかないので、なんとかその10人の誰かと同じ席になるよう、神に祈りながらクジを引きました。すると!
案の定、僕と同じ席になったのはほとんど話をしたことがない人たち…しかも全員女の子というおまけ付き!
女性が大好きな男だったらウハウハだったかもしれません。もちろん僕も女性は好きですが、キャバクラのことを「金を払って知らない人と話さなければいけない地獄」とすら思っている人見知りヘタレ野郎の僕にとっては、そんな状況は喜びより苦痛しかありませんでした。それでもなんとか勇気を出し、会話に加わろうと何度もトライしたのですが…女の子たちはそんなもじもじする僕を無視するかのように、恋の話で盛り上がり始めたのです。そうなったらもうお手上げ。僕の引き出しのどこを探ってみても、恋の項目は鼻くそほども存在しないわけですから、せいぜい僕にできることは、ただただ黙ってお酒を飲むことだけでした。
一人黙々と、ただひたすら飲みました。1杯…2杯…3杯…4杯…そして・・・
・・・あれ?ふと気が付くと、僕は見覚えのない場所で横になっていました。周囲には誰かいる気配はありません。あれあれ?ここはどこなんだろう。でも、頭がフラフラしてよくわからない。僕は一度深呼吸して、ゆっくり周囲を見渡し、そして頭上を見上げました。するとそこには…なんと!夜明け間近の薄暗い空が広がっていたのです!
果たして僕の身に何が起こったのでしょうか!?この後さらなる事件が僕を襲うのですが…少々長くなりそうですので、続きはこちらの第二話からどうぞ!
::::::::::::::::::::
■現在や過去に起こった出来事を必死に思い出して発表しています。
他のお話はこちらの「記事一覧」から見てね!