唐津と言えば呼子のイカというほど、呼子のイカは全国的に知名度が高いです。今日は、唐津市呼子町殿ノ浦のお魚処 玄海さんをご紹介します。

呼子には、鮮度抜群の透明なイカを目当てに、全国から観光客が押し寄せます。特に週末や祝日はイカのお店はどこも満員。ふらっと訪問しても、なかなかすんなりとお店に入ることはできません。何時間待ちは当たり前。週末や祝日はなかなか予約もできないのですが、本日ご紹介するお食事処 玄海さんは、前もってインターネットの予約もできるお店。私が予約した日は祝日でしかも夕方。人数も多かった為、予約は大変助かりました。他県から親類が来たので「ぜひ呼子のイカを食べたい！」と。他のお店は祝日の予約受付をされていないところが多かったり、昼のみの開店や、イカが終わり次第終了というお店も多かったのですが、前もって余裕を持ってネット予約でき、メールで予約完了の返信もいただき、大変親切なお店でした。こちらのお店は、昭和４４年にオープンされたそうです。当日初めて伺ったのですが、風情あるお店。海の真正面に位置し眺めの良い立地です。

お店の中に入ると大小の生簀に驚き！たくさんのイカが泳いでいます。水槽もありお魚もたくさん。まるで水族館のようです。生簀は、お店の横の玄海灘から直接海水を引いてあり、定期的に”生簀”と”外”の海水を循環させることで、生簀の海水を常に新鮮にし、活魚に最も適した環境を作っているそう。お昼など、団体さんは二階の大広間で食事ができるようですが、私共は1階の和室で食することができました。海に面するお部屋でとても眺めが良かったです。１階にはテーブル席もあります。食事が来るまで生簀や水槽を見たりして盛り上がりました。特にお子さんは大喜びでしょうね。

名物のイカの活造りだけでなく、玄界灘産の活魚「吟さば」、「吟あじ」、「タイ」や、「ウニ」なども提供されています。メニューの料理はすべて活け魚を使用。さっきまで泳いでいた新鮮な魚介が味わえます。いか活き造り膳（２８６０円）、いかづくし膳（２６４０円）など食事メニューは色々ありますが、お魚や小鉢も味わいたかったので、魚会席「小潮」（3550円）を前もって予約していました。内容は、お刺身２種盛り、いかの活き造り、イカしゅうまい、お煮つけ、焼物、下足のお好み、茶碗蒸し、小鉢、ご飯、お吸い物、香物、デザートです。

イカが運ばれてきました！透きとおってキラキラしています。足がぴくぴくと動いていて一目で新鮮だとわかりますね。これは４人分です。（※大きさにより杯数が異なります。一人一杯とは限らないそうなのでご注意ください）甘くてコリコリです。

ゲソは後ほど、天ぷらにして持ってきてくださいます。弾力あり、あつあつ天ぷらも最高です。イカしゅうまいもとても美味。小鉢などが少しずつ来るので物足りないかと思いきや、とてもお腹いっぱいになってしまいました。最後は甘夏ゼリーのデザートで締め！大変美味しくいただきました。ごちそうさまでした。

帰りに、冷凍のイカしゅうまいも買って帰りました。蒸したものももちろん美味しいですが、我が家は揚げイカしゅうまいも大好きで。後日、カリッと揚げて美味しくいただきました。

来店３日前までにお店のホームページからネット予約すると、食事代金から8％割引になるようです。ネット事前予約がおトクですね。ただし、ゴールデンウィーク期間中（2023年4月29日（土）～5月7日（日））のご予約は受けられていないとのことですのでご注意ください。

GWももうすぐ。ぜひ呼子にいかれる時はお魚処 玄海さんで呼子のイカを堪能してみてくださいね。