ずっと気になっていた、唐津市町田の道路に面した一角にあるお店。その名も桃山天下芋本舗（えんとつ町の焼き芋屋）に行ってきましたよ！その名の通り焼き芋を中心とした、唐津産の稀少価値の高い芋にこだわっている芋菓子のお店です。

以前店舗は唐津駅南口のセブンイレブン近くにあったそうですが、2023年1月に移転オープンされました。お店の外壁の「焼芋」の字が目に留まります。

外のブラックボードにはメニューが。芋以外にも、わらび餅、ドリンクがあります。

ご主人の愛称は、芋侍　研心（いもざむらい　けんしん）さん。普段は奥様もお店に出られているそうです。持ち帰りのほか、イートインスペースもあるので店舗内で食べることもできます。店内にはドラム缶のような石焼窯が。

本日の焼き芋は、「紅まさり」「からゆたか」「安納芋」「紅はるか」。常時４種類の芋を用意されているとのこと。「紅はるか」は糖度が高い、「からゆたか」は唐津生まれで市場にあまり出回っていないんですよ、など、ご主人が優しく丁寧にお芋の説明をしてくれました。ご主人の芋愛が伝わってきます。

ご主人イチオシの「紅まさり」の焼き芋と大学芋、そしてわらび餅を購入しました。「紅まさり」はシルクスイートのベースとなっている芋だそうです。

時間が経ってもあつあつで２つに割ってみると・・・鮮やかな黄金色に輝いています！ねっとり感とホクホク感のバランスがとてもいい感じ。甘くてとっても幸せ～！

大学芋は一口大で食べやすい大きさ。芋侍のパッケージが可愛いですね。ごま加減がよくて周りはカリッと中はホクッと、こちらもとても美味しかったです。

そしてわらび餅は、透明でぷるんぷるん！持ち帰る為に、きな粉はわらび餅と別々のパックに入れてくれました。家族も絶賛のわらび餅です。わらび餅のちょっとした味変の食べ方もご主人が教えてくれましたので実践♪全く異なる美味しさに変化します（気になる方はお店で聞いてみてくださいね）

ご主人によると、新メニューも開発中。わらび餅も使った芋侍パフェ、ギョーザも考案されているそうですよ。そして、店舗奥の広間で食べられるように解放予定だそうです。楽しみです。

桃山天下芋本舗さんはふるさと納税の返礼品として「冷凍焼き芋」もされています。糖度が高い品種をさらに芋の貯蔵庫にて熟成させ、石焼窯にて1本ずつ精魂込め丁寧に焼き上げ一番の良い状態を見極め取り出して、１本ずつ真空パックにして急速冷凍にしているそう。冷凍することにより更に甘さを引き出せるそう。ぜひ、市外の方は利用してみてください。

また、移動販売もされています。唐津市内近郊は配達もされるそうです。

ぜひ芋侍 研心さんの甘くてトロトロ、ホクホクのお芋、食べに行ってみてくださいね。