【大津市】「家庭料理がいちばんのごちそう」オーナー夫婦が届ける素朴なイタリアンは心温まる逸品でした
こんにちは、Sariです!今回はグルメレポートです!
大津市栄町にある、「La Pietra(ラ・ピエトラ)」さんへ行ってきました!
2013年4月にオープンしたイタリア家庭料理とワインのお店です。
お店のある場所
ラ・ピエトラさんはJR石山駅から徒歩8分、京阪唐橋前駅から徒歩3分の石山商店街の中にあります。風にはためくイタリアの国旗が目印です。
駐車場はお店の前に2台停めることができます。隣にもタイムパーキングがありました。
店内の様子とオーナーご夫婦
店内はダークな色調のテーブルとイスでシックな雰囲気。席はカウンター7席とテーブルが3卓10席ありました。
壁にずらりと並んだワインの瓶。店主の井上隆治さんはイタリア滞在中にワインの魅力に惹かれ、帰国後、酒販店に勤務し約10年間ワイン部門で様々なお酒の知識を習得されました。
店内にはこんな珍しいものも。お店には隆治さん厳選のイタリアワインが置かれ、本日のグラスワインの産地が地図で示されていて、イタリアに思いを馳せることができます。
お料理を担当するのは奥様の映子さん。イタリアで3年ほど修行しイタリアの食習慣を学び、「家庭料理が一番のごちそう」との思いから、帰国後イタリア家庭料理教室を主宰するなどし、こちらのお店をオープンされました。
メニュー
お得なランチセット
ランチメニューはこのような感じ。
パスタをメインにしたランチが2種。パスタは黒板から選びます。
今回伺った時はこのようなラインナップでした。5種類もあって悩んでしまいそうです。ドルチェも選べるようになっていました。
さらにピアディーナという珍しいランチセットも。
ピアディーナとはイタリア北部・エミリア=ロマーニャ州のソウルフードで、チーズやハム、野菜などをはさんで食べるグリルサンドウィッチだそうです。どんな味なのか気になりました。
夜のメニュー
コロナ禍でおひとり様の来客が増えたことを機に始めたという「おひとり様ディナープレート」。複数で来ても頼めるそうで、お得ですね。
アラカルトも色々あります。
パスタもトマトソース系からクリームソース系などさまざま。映子さんがイタリアで学ばれたという手打ちパスタは、独自にブレンドしたイタリア産+国産の小麦粉と卵、塩で出来たパスタ生地を長い専用麺棒でうすく大きく伸ばして作っていくそうです。
ピザは金・土曜日の夜限定だそう。
ワインは黒板から選ぶスタイル。飲み比べセットなどもあり、色々試せて楽しそうですね。
食べてみました
今回いただいたのはこちら。
ピエトラランチ(1180円税込)
前菜とパスタのワンプレートになっています。パスタはおすすめのボロネーゼにしました。手打ちパスタのタリアテッレという麺で出来ています。
前菜は真ん中がサラダで、下にあるのがフリッタータというイタリア風オムレツ
、上にあるのがタプナードのクロスティー二という珍しいもの。
フリッタータはじゃがいもや玉ねぎ、ブロッコリーなどその時々の野菜がふんだんに入っています。ラ・ピエトラさんは自家菜園を持っておられ、そこでとれる有機野菜をなるべく使ってメニューを作っておられるとのこと。「季節ごとの旬の味わいが感じられることを大切にしています」と店主さんはおっしゃいます。
野菜の味わい豊かな美味しいオムレツでした。
こちらがタプナードのクロスティー二。タプナードとは、オリーブ・ケッパー・アンチョビなどを合わせてペースト状にしたもので、それをクロスティーニというカリカリに焼いたパンのようなものに乗せていただきます。
オリーブのフルーティーで爽やかな味わいが印象的で、ワインに合いそうな一品でした。
メインのボロネーゼからは、チーズの香ばしい香りが漂います。ピエトラ特製の近江牛入りミートソースもたっぷりかかっています。
手打ちパスタのタリアテッレは短めの麺で、ソースに本当に良く絡んでいました。特製ミートソースは赤ワインの味がする大人な味付け。日本に良くあるトマト味のミートソースとは全然違います。赤ワインにとっても合いそうな感じでした。
太めの麺が食べ応えありましたが、美味しくてペロリと食べてしまいました。
さいごに
テイクアウトもされていました。お値段は今後値上げも検討中とのことですが、現段階ではかなり良心的だなと思いました。
イタリア仕込みの家庭料理とイタリアワインが楽しめる「La Pietra(ラ・ピエトラ)」さん。次回はワインもいただいてみたいと思います。
美味しいお料理と、オーナーご夫婦の温かい雰囲気に包まれ、時間を忘れてゆったりと過ごしてしまいました。
皆さんも是非足を運んでみてくださいね!