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なぜこれが54円?常に先客がいる小さなパン屋の「たい焼きサイズのリーフパイ」大量購入する客も/藤沢市

ころんころライター(藤沢市)

藤沢市のみなさまこんにちは。今日も3時のおやつタイムを心待ちにしている、筆者ころんころです。本日のおやつは、『パンやのくっくう』の「リーフパイ(54円)」と「はちみつトースト(172円)」です。

先月24日、週末限定販売の「全粒粉食パン(1斤367円)」をご紹介した、小田急江ノ島線「六会日大前駅」東口より徒歩5分の場所にある老舗パン屋『パンやのくっくう』。

いつ訪れても先客がいる同店。店内には焼き上がったパンの香ばしい香りが漂い、陳列棚には食事パン、スイーツパン、惣菜パンが所狭しと並んでいます。

そんな店内で、値札に驚く商品がこちら。

「リーフパイ(1枚54円)」。154円ではなく、54円です。びくりでしょう?

けして極小サイズというわけではなく、むしろ“小ぶりなたい焼きサイズ”はあるだろう大きさとふっくらとした厚み。しかし一体なぜこの価格なのか気になりますよね。

同店主の出澤さんは「この商品は『材料を廃棄させたくない』という思いから生まれたものです。パイ生地やデニッシュ生地を作る際に過剰となってしまった生地を活用しており、たくさんある時は、チョココーティングをして、『チョコリーフパイ』として販売することもあります」と話します。

令和の時代のもっと前から取り組んできた、「老舗パン屋のSDGs商品」ということですよね。

手に取ると、しっとりとしていて、パイ菓子にしては厚みと重みも感じる「リーフパイ」。出澤さん曰く女子学生に人気だそうで、なかには大量購入するお客さんもいるのだとか。

大人の女性の手に乗せた「リーフパイ」
大人の女性の手に乗せた「リーフパイ」

食べた感じは、サクサクザクザクとした食感が心地よく、甘すぎない素朴な味わいがとても美味。まとめ買いすればよかったなぁ...、次は「チョコリーフパイ」に出会いたい。笑

今日はもうひと品、「はちみつトースト」もご紹介。

木曜・土曜・月曜の週3回だけ店頭に並ぶ「レーズンブレッド」を使用した、「はちみつトースト」。出澤さんは「『レーズンブレッド』には、ラム酒で香り付けしたサルタナレーズン、ベイク処理したクルミを混ぜています。『レーズンブレッド』の在庫が多い時にだけ販売する商品なので、しばらく店頭に出ないこともあります」と言います。

1斤を3枚切りにした分厚くて食べ応えのある商品で、トースターでリベイクしていただくと、レーズンとはちみつの甘酸っぱい香りが引き立ち、ザクザクとした歯ごたえに。「はちみつトースト」1枚とフルーツなどがあれば、十分食事代わりになるボリュームですよ。

軽めのブランチやこどものおやつにぴったりな、『パンやのくっくう』の「リーフパイ」と「はちみつトースト」。どちらも「あったらラッキー」な商品です。見つけたら迷わずトレイへ。

基本情報

店名:パンやのくっくう
住所:藤沢市亀井野2丁目3-3
アクセス:小田急江ノ島線「六会日大前駅」東口より徒歩5分
電話:0466-82-6485
定休日:水曜日
駐車場:無し(近隣のコインパーキングをご利用ください)
※詳細は『パンやのくっくう』までお問い合わせください。

取材・校正協力 パンやのくっくう 出澤 様

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ライター(藤沢市)

湘南エリアの複数メディアや紙面、昭文社「まっぷるトラベルガイド」などで、記事執筆&撮影を担当。取材スポットは1000ヶ所超え。そんな取材後記や、徒然なるままのゆるゆる日暮らしを、Instagramに綴っています。ほわっとあたたかくなる「神奈川県藤沢市」の情報をお届けできたら幸いです。※毎週日曜の20時10分に、LINEを通じて1週間分の記事を「まとめてお届け (ダイジェスト配信)」しています。友だち追加すると、藤沢市の話題(特に美味しいもの情報)に困りません。

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