大阪・難波にある「スイスホテル南海大阪」の串揚げとワインのお店「シュン」では、季節ごとに世界各国のワインの産地をテーマにした串揚げコースが楽しめます。6～8月のテーマは「イタリア」。イタリアの食材や料理をアレンジしたコースを、金・土限定の生演奏のライブを聴きながらいただくのがオススメです！

ワイン＆ダイン「シュン」で世界のワイン産地を巡る串揚げコース

「スイスホテル南海大阪」の6Fにあるワイン＆ダイン「シュン」は、新鮮な魚介類や旬の野菜を味わう創作串揚げのレストランです。赤・白・ロゼ・シャンパンを約450本も取り揃えていて、その中からソムリエがセレクトしたワインとのペアリングが楽しめます。

世界のワイン産地を巡る串揚げコース「ワールドトラベルシリーズ」は季節ごとにエリアが変わり、この6月～8月のテーマは「イタリア」です。

パンチェッタやズッキーニ、チーズなどイタリアで使われる食材や、アクアパッツァ、カプレーゼなどのイタリアンメニューを、「シュン」の料理長・大津康樹氏が、個性的なイタリアのワインに合わせて創作串に！

さらに、鱧（ハモ）、稚鮎（チアユ）など日本の旬の食材や和出汁も随所に取り入れて、幅広い年代層に楽しめる串のコースです。次にどんな串が登場するのか、わくわくしながらいただきました。

串揚げコースはこちら

グリッシーニや生ハム、お刺身はカルパッチョにと、イタリアを意識した、先附（さきづけ）と前菜。手にとって気軽に頂くスティック野菜は氷で冷やされて新鮮。特製の味噌（みそ）をつけていただきます。（コースによりないものもあります）

「車海老」は頭の先からしっぽの先までパリパリ。揚げ姿もお見事ですね。衣のレシピが変わり、以前よりもさらにサクッと軽くなったようです。

粒マスタードをのせた「国産牛」はミディアムレアのナイスな状態。中で二切れに分かれていて、塩とソースでそれぞれ味わえます。

季節の食材、「稚鮎（ちあゆ）」もいただけてうれしい限り。

「スズキのアクアパッツァ」は、セミドライトマトとバジルをスズキの身で巻いて揚げたお手間入り。スープも魚介のうまみが驚くほど濃厚でした！（もちろん飲み干しましたよ）

コースによって串の内容や本数がかわりますが、花ズッキーニのと牛ミンチ、自家製さつま揚げ、胡麻豆腐、カマンベールチーズ、牛煮込み グラモラータソース、鱧（ハモ）、つぶ貝のクロケット、加賀太胡瓜の煮浸し、フルーツトマト カプレーゼ風、パンチェッタなど。

和洋折衷の創作串にはシェフの工夫がたくさんつまっていて、わくわくするとともに、一口ほおばると口の中でそのおいしさ広がるのがたまりません！

自家製のパンもおいしいのです。今回は、ローズマリー入りのフォカッチャとブリオッシュのトースト。バターをお好みでつけていただきます。

シメのお食事を選ぶのにも一苦労です（喜）。コースにより異なりますが、「十八穀米と野沢菜ちりめん混ぜご飯、出し汁茶漬け、季節のうどん」からえらべます。いずれもお出汁の味で締めくくり。ほっこり幸せ。

食感にお口直しのソルベが出ます。今回はイタリアなのでレモンを使っています。（コースにより、ない場合もあります）

デザートもイタリアンでティラミスが登場。コーヒーや紅茶などの食後の飲み物に、黒豆のコーヒーシロップ漬けも毎回ついてきて好評です。

イタリアワインとのペアリング

ペアリングワインは、イタリア産のフルーティーでドライな白、シチリアの赤、ピエモンテのフルボディよりのミディアムな赤でした。ワインはその時によって違う時もあります。お好みのタイプをソムリエと相談なさってください。

毎週金・土はライブミュージックが楽しめます

毎週金曜と土曜の夜には、シンガー・Olson氏によるアコースティックライブを開催中。ミュージックフィーなしで楽しめます。

ギターを弾きながら歌われるのですが、ビリー・ジョエルやビートルズなどの歌声がぴったりはまっていて拍手喝采。曲のリクエストにも応じてもらえたりするそうです。

1回のライブ時間は30分ほどで、滞在中に2回も聴けて大満足でした。

詳細

「ワールドトラベルシリーズ：イタリア」の串揚げコースは、ランチ・ディナーともにいただけます。ランチコースは5,500円から、ディナーコースは8,500円から。ベジタリアンコースもあり、ワインなどのドリンクは別料金です。

肩ひじ張らず、おいしい串揚げとワインが楽しめ、何度も通っているおすすめのお店です。気になる方はぜひ行ってみてください。

取材協力：スイスホテル南海大阪

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