【元汚部屋住人が指摘】収納が苦手な人に共通する3つのNG収納
収納上手になりたいのに、すぐにリバウンドしてしまう…そんな人は、無意識のうちにやってはいけない収納をやっているかもしれません。
元汚部屋住人の整理収納アドバイザーのシンプリストが、「収納が苦手な人に共通する3つのNG収納」について解説していきます。
1.人別に物を分けないこと
収納が苦手な人ほど、自分で収納方法を難しくしている可能性が高いです。ひとつのクローゼットで複数人の物を混同してしまい、探すのも一苦労。ひとつのクローゼットで複数人の物を管理する場合には、「ケースやエリアで分ける」などの人別で分ける工夫が必要です。
筆者宅では、衣類収納のほかにもハンカチや靴下、小物までひとりひとりの収納をつくっています。本人管理の小物は本人にしまう場所を聞くのではなく、「個別ボックス」にしまうことで、「これ、どこにしまえばいい?」、「あれ、どこにしまった?」などのやり取りも省略でき、日々のちょっとしたプチストレス解消にもつながっています。
2.意味もなく分散して収納していること
ごちゃついているお宅に訪問すると、衣類があちらこちらに分散している傾向が見られます。
「外出用のメインアウターは玄関に」など、意味があって分散することは良いのですが、収納がキャパオーバーになったり、めんどくさくて置きやすい場所に分散している場合は、根本的な見直しが必要です。
一箇所管理にすることで物量も分かりやすく、その後の整理整頓も効率よく進められます。
3.10割収納していること
収納が苦手な人は、捨てるのが苦手な傾向にあります。クローゼット空間のうち、10割を10割使いこなそうとしてしまった結果、少しでも物が増えた場合に対応できなくなってしまい、さらに押し込んでしまうなどのNG行動を引き寄せてしまうのです。
ふだんは7~8割収納で「逃げ場」をつくっておけば、一時的にものが増えてしまったときにも対応しやすいですよ。
収納が苦手な人ほど自分で複雑にしてしまいがち
収納が苦手な人こそ、物を分散して詰め込み、管理できない量にまで増やしてしまいがちです。収納がうまくいかなくなってしまったときほど、「シンプルに」、「引き算すること」を意識してみると状況を打破できるきっかけとなるでしょう。
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