関西の企業・学校は休業宣言を!災害時には海外にもサイマル配信を!
KNNポール神田です。
Twitterでの #地震 ハッシュタグの速さが被害を物語る。
テレビのニュースで交通機関の見合わせで大量の人たちが徒歩で会社へ向かうシーンが流れている。しかし、午前中の回復のメドが立たない以上、出社するのは意味がないだろう。東日本大震災当時も、東京で会社に残ってしまったために多くの帰宅困難者を生み出してしまった。あの教訓を関西の人にも伝えねばならない。また、今後も同程度の余震の可能性も多々あるからだ。
- 関西の企業や学校 は、今すぐに、#休業宣言 を出し、無駄に出社できない人をまきこまない努力をすべきだ。 二次被害をうみ出したり、 #帰宅困難者 を生むばかりだ。今日は休むという オトナの判断も必要かと思う。
企業や会社の代表が声明を社員に伝達するだけで、会社の危機リスクに対する対応が評価される。今日は、これで出社してもまともな仕事にはならない。家の中の整理や点検や近所の警戒をしたほうが良いだろう。政府や自治体もそう呼びかけてみてはどうだろうか? 交通機関が止まっている状態でも、帰宅できる人は、会社に向かうのではなく家へ向かうべきなのだ。それこそ、本当の働き方改革なのではないだろうか? 非常時なのに会社へ向かうのは日本人くらいだ。
海外で見るNHKのサイマル放送のありがたさ
震災直後から、NHKウェブでは、サイマル放送が開始されている。筆者のいるクアラルンプールからでもNHKのテレビ映像で大阪の状況を確認することができた。
https://www3.nhk.or.jp/news/live/index.html?utm_int=all_contents_tv-news_live
NHK WORLD でも日本語の音声にそのまま同時通訳の英語で現在も放送されている。
https://www3.nhk.or.jp/nhkworld/
クアラルンプールの筆者のデスクトップからでも、関西の状態がNHKのサイマル放送のおかげでモニタリングできる。
インターネット放送の『ホウドクキョウク』も海外からも視聴できる。フジテレビ系のテレビ情報が視聴できている。
しかしながら、Yahooで配信されている「日テレNEWS24」 や 「AbemaTV」の「Abema News」などのテレビ動画は、海外からは、こんな非常時であっても視聴することができない。しかしマレーシアで多く、設置されている「楽々テレビ」では、在阪の毎日放送や、読売テレビのローカルの放送まで、視聴することができ、在京テレビ局との報道の温度差を非常に感じた。在京のテレビが客観報道が多いが、ローカル放送では、当事者ならではの「ガスの元栓」や「倒壊の危険性」などキメのこまやかなアドバイスが報道されている。
テレビ放送に関しては、総務省の管轄で、非常時においては、サイマル放送だけでなく、海外の在留邦人に対してもNHKのように海外でも視聴できるようにすることが必要かと思う。NHKにできて民放にできないのは問題かもしれない。家族や知人が関西にいる一人として、またヤフーニュースのオーサーとしても、ヤフーニュースの「日テレNEWS24」がこの非常時において視聴できないのは非常に残念である。
関西電力の原子力発電所の運転出力 リアルタイム表示
写真だけでなくLIVEの映像も提供してほしい。
http://www.kepco.co.jp/energy_supply/energy/nuclear_power/info/monitor/live_unten/index.html