日本一人口の少ない町の早川町には、わざわざ通いたくなるお蕎麦屋さんがあります。今回、早川町を訪れた主目的はお気に入りのお蕎麦屋さんのため！

国道52号上沢交差点から西に県道37号南アルプス街道を進みます。前回ご紹介しました南アルプス邑ふれあい広場を通り過ぎて更に奥に進んでいきます。

早川町西之宮地区。県道沿いに幟が立っていますので、注意していれば見逃すことは無いと思います。青い車がある位置が駐車場です。左折して店舗近くにも駐車場はあります。

お目当てのお蕎麦屋は【手打ち蕎麦と山の食 おすくに】さんです。古民家一棟貸しの【月夜見山荘】さんもありますが、そちらはいつかご紹介する機会があれば。

右の建物がおすくにさん。県道沿いの駐車場からは坂道を少し上ってきます。

店舗正面。開店は11時半ですが、早めに到着して受付名簿に記名しておきます。

早川町の長閑な山村風景。時間の流れが緩やかです。

看板犬のモク。毛並みの綺麗な甲斐犬のお嬢さん。

とても懐こくて可愛いのです。開店までの時間構ってもらいました。

開店から、あっという間に人で溢れ席待ちの人が外に。早めに受付しておいて大正解です。

好みはあると思いますが、ほぼ何を頼んでも間違いは無いでしょう。その代わり注文決めかねて迷います。

今回は、季節のご飯と天もりセット（¥1,705税込）をいただきました。

麺大盛り（¥220税込）です。細めの麺ですがコシは強めで風味豊かなお蕎麦です。温かいお蕎麦もあって迷いに迷いましたが、ご紹介するにあたって先ずは筆者オススメをということで。

実はお目当ては蕎麦だけでなく天ぷらも美味しいのです。特製のお塩でいただきます。春には山菜づくしのセットも季節限定であって、それを目当てに毎年通っています。

季節のご飯は、舞茸入りきのこご飯。一緒に炊き込まれた生姜がアクセントになって、大変美味しゅうございました。

お冷とお茶はセルフサービス。ただ、お茶が珍しいことに紅茶。早川町雨畑地区特産の紅茶です。飲み口爽やかでお蕎麦に合います。

お腹大満足でお店を後に。下る坂道、向かいの山の彩りが美しい。

今回は、お蕎麦目当て訪れた早川町。しかし、注意しみると色々と面白い発見もあって、とても充実した週末でした。おすくにさんは山奥にも関わらず、開店前からお客さんが集まり、開店すると直ぐに席待ちになるほど人気のお店です。せっかく遠くから来たのに蕎麦が無くなって食べられませんでした。では、あまりにも辛いので、事前に電話で予約受付してお越しになることをオススメします。営業予定については、こまめにSNSで発信されているので要チェックです。日本一人口の少ない町の大繁盛のお蕎麦屋さん。お蕎麦好きなら是非一度訪れてみてください。