【韮崎市】七里岩の東麓に気になる神社を見つけました〜個性的で素敵な神社巡り〜
以前、北杜市への行き帰りに、韮崎市の七里岩の麓に鳥居がいくつかあるのに気がつきました。以来、何か心に引っかかっていたので、モヤモヤ解消のために訪れてみました。
東京エレクトロン韮崎文化ホール西側の信号機のある交差点(交差点名なし)を右折し北上します。
市道?農道?約4.5kmのほぼ直線道路。西側(左)に七里岩、東側(右)に国道141号が並行しています。
西側の七里岩の麓に赤い鳥居と神社の屋根が見えます。
参道は今は農道?神社へは南側(左)の道を行きます。駐車場は突き当たりにあります。
境内は白塀で囲われています。あまり見たことない感じ。
立派な随神門。
シンプルながら存在感のある拝殿。
當麻戸(とうまと)神社だそうです。昔、烏飼い神事なるものが執り行われていたそうで、広島県の宮島、長野県の戸隠、この當麻戸神社が日本三か所烏飼い霊場と呼ばれて崇拝されていたそうです。
拝殿奥には本殿。
神楽殿もなかなか立派。塀で囲われていて、やや閉塞的な感じもしますが、神域らしい空気に満ちていました。
當麻戸神社を後にして更に北上。信号機のある交差点の左奥に石鳥居らしきものが見えました。
交差点を左折して七里岩側へ進むと石鳥居がありました。
道沿いですが不思議と落ち着いた佇まい。
石鳥居を潜ると立派な随神門
何かこちらの神社も個性的な感じですね。拝殿がなくて拝所があります。
御牧子安(みまきこやす)神社だそうです。
由緒書き。読みやすくて良し。昭和の時代に近くの子安神社と当地の御牧神社が合祀したそうです。PCやスマホで検索すれば分かることですが、やはり自分の足で現地まで赴くことで、新しく発見や理解が得られると思います。
約20万年前に発生した、八ヶ岳の山体崩壊による岩屑なだれによって形成された平坦地が、釜無川と塩川の侵食によりできた台地(断崖)を七里岩と言います。韮崎市の市名の元にもなっている七里岩。麓に在る神社をはじめ、色々面白そうなスポットが多そうですね。また、機会があれば探っていきたいと思います。
今回、この二か所の神社の他にもう一か所立ち寄りましたが、それはまた別にご紹介します。
【當麻戸神社】
鎮座地:韮崎市藤井町駒井1208
御祭神:建御名方命、素盞嗚尊、大己貴命、大酒解命、小酒解命
【御牧子安神社】
鎮座地:韮崎市中田町中條2795
御祭神:建御名方命、大己貴命、事代主命、木花咲耶姫命
問合せ:山梨県神社庁 TEL 055-288-0003 FAX 055-288-0005
mail : info@yamanashi-jinjacho.or.jp