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【夫婦あるある】夫の「おかず、これだけ?」への妻の返し。脳科学的な答えとは⁈

はるママ読書家

「おかず、これだけ?」という夫のセリフに、イラっとしたことありませんか?私はもちろんあります(笑)

「今日は雨で、子どもを連れて買い物に行くのがしんどかったんだ…」「イヤイヤ期の娘に振り回されてへとへと。鮭を焼くだけで精一杯だったのに…」頭の中でさまざまな言い訳をしてみたり。

「料理くらいちゃんとしろよ」と言われているように感じ、勝手に不満や怒りを募らせたりしていました。

著書「夫のトリセツ」で、『そうよ、と明るく返せばいい』と教えてくれたのは、脳科学・AI研究者の黒川伊保子さんです。

夫の言葉には多くの場合、裏がないそうで、「おかず、これだけ?」と聞くのは、「この鮭一切れで、ご飯2杯を食べればいいんだね?」という確認とのこと。

そういえば、このセリフを言われたとき、夫の様子はいつもと変わらず、突然不機嫌になったのは私のほうだったなぁ…

夫の言葉を裏読みしないで、「ただの確認だから!」と思えるようになってから、家庭の嫌な雰囲気が減っていきました。

「夫のトリセツ」という本の中では、こんなエピソードが紹介されています。

粗大ごみがが3つあって、それを夫に運んでもらった妻。1つ目を運んだ後、ゴミを見ながら夫が、「このゴミ全部、僕が片付けるの?」と聞いたそうです。

妻が「私は他にやることがあるの。それくらいやってよ」とイラついたセリフを言いかけたとき、はたと思いついて「そうよ、お願い」と言ってみました。夫は「おぅ」と返事をして2往復。

後で「あれって、確認だったの?」と聞いてみたら「そうだよ。あと1回なのか2回なのか確認した」「皮肉じゃなくて?」と念を押してみたところ、「なんでそんなことするわけ?」と答えたといいます。

黒川さんが語るには、夫への怒りの大半は濡れ衣。男性脳のありようを知らないために起こる誤解が多いそうです。

人口知能の設計をしていて気づいた「男性脳の取り扱い方」を、読みやすく親しみやすくまとめてくれた本が「夫のトリセツ」です。

夫婦のあるあるエピソード満載で、私は何度この本に助けられたことか!

夫に対して「思いやりがない」「わかってくれない」「とにかく苛立つ」と日ごろ感じている方は、試しに読んでみると、面白い発見ができるかもしれません。

「ときに夫にうんざりしているのは、あなた一人じゃない。一緒に幸せになりましょうね」という黒川さんの言葉が、胸に響きます。

【参考文献】「夫のトリセツ」
黒川伊保子・著  講談社

最後まで読んでいただき、ありがとうございます。

いつも子育てお疲れ様です。ママたちの気持ちが少しでも軽くなったなら幸いです。

読書家

8歳娘と6歳息子の子育ての傍ら、趣味で年間100冊以上の本を読んでいます。今まで、読書によって救われたことが何度もありました。小さな気づきが、人生を大きく変えることってありますよね。私の「読書からの学び」を綴った記事が、あなたのお役に立つのなら、幸いです。この出会いに感謝しています。

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