【発達障害あるある】真冬に半袖で風邪をひく。適切な服選びが出来る工夫とは【保育士ママが漫画で解説】
こんにちは。発達と育児のお悩みサポーター『夢カナエ』です。
わたしは保育士・幼稚園教諭と介護福祉士の資格を持つ、神経発達症(発達障害)の子の親でもあります。
発達障害には『感覚鈍麻』という症状があります。
今日取り上げるのは、気温に変化に気づきにくい男の子のお話です。
真冬に半袖のTシャツ一枚でいるかと思えば、真夏にセーターや厚手のトレーナーを着ていたりします。
そのときはよくても、翌日風邪をひいていることも多いのです。
自分で適切な服選びができるようにするためには、どんな工夫が必要なのでしょうか。
いつものように漫画で事例を紹介した後に、対策をご紹介します。
↑YouTubeでは、音声付きの漫画を見られます。
外は雪が降り積もる真冬のある日、なぜか彼はTシャツ1枚でくつろいでいました。
次の日、母が心配した通りになりました。
翌年の外気温35度の猛暑日、なぜか彼はエアコンもつけない部屋で、トレーナーを着てくつろいでいました。
彼には、"感覚鈍麻"という気温の変化を感じにくい発達障害の症状がありました。
寒い、暑いを感じないまま、風邪をひいてしまうことがあるのです。
そこで、"気温と服装の目安表"を、テレビの横に掲示してみました。
すると、天気予報を見てから"目安表"を確認し、自分で適切な服を選んで着ることができるようになったのです。