【北海道旭川市】器だけじゃない!カレー丼とカレーライスの違いとは?「美登利 一条店」のカレー丼
以前、そば以外のメニューも提供する食堂的なそば屋さんである町場系そば屋の「美登利 五条店」をご紹介しました。
今回は、同じく美登利ののれん分け店で1条通1丁目にある『美登利 一条店』を紹介します。
旭川市のおそば屋さんである「美登利」の本店は、4条通にありましたがすでに閉店しています。
最も多い時には、市内にのれん分けされたお店が10店舗ほどがあったそうですが、現在は今回ご紹介する「一条店」、そして「五条店」「新旭川店」「流通団地店」の4店舗のみが営業を続けています。
かなり長く営業しているのでしょう。昭和を感じさせる店内には10人掛けの大きなテーブルが1つに4人掛けのテーブルが2つ、そして小上がりに4人用のテーブルが2つ置かれています。
メニューには、冷たいそばとうどん、温かいそばとうどん、丼物がありますが、「五条店」にあったお弁当や定食系はありません。
しかし、壁に貼られた手書きのお品書きには「カレー丼」なる気になるメニューが!
改めてレギュラーメニューを見ると「五条店」にはあったカレーライスがありませんね。
これは、たぶんカレーライスに合う器がなくて、丼に盛られてくるのだろうと想像しながら注文しました。
しかし、目の前に出てきたのはカレーライスではなく確かに「カレー丼」。
お味噌汁にかぼちゃの天ぷら、沢庵、お茶が添えられています。
丼に入ったご飯にかけられているのは、小麦粉か片栗粉でとろみをつけた昔懐かしいカレー。シャキシャキの食感が残った玉ねぎがたっぷり入っています。
注文してから出てくるまでけっこう時間がかかったのですが、「カレー丼」は出来上がっているルーを温めるのではなく、注文が入ってから玉ねぎを炒めるところから調理しているようです。
待っている間、店内には玉ねぎを炒める音と、カレーの良い香りが漂っていました。
後から来たお客さんも、カレーのニオイに釣られたのでしょうね。同じく「カレー丼」を注文していました。
おそば屋さんの「カレー丼」、カレー好きに方はぜひ食べに行ってみてください。