【プロが教える】お花の鉢のサイズの選び方【春から夏のガーデニング】
お花の苗を買ってきたけど、どのサイズの鉢に植えたらいいのかわからない。
そんなお悩み解決します。
私は25年位ガーデニングをやり続けて、鉢のサイズを適切なサイズにしないとお花は上手く育たないという事、たくさん経験してきました。
鉢のサイズ、形状、プラスチックなのか陶器製なのかによってもお花の咲き方やお手入れは変わりますし、特に夏のお花の場合は大きく育つので冬のお花とは鉢選びは別物になります。
経験談をまとめていますので、ぜひ最後まで読んでくださいね。
今植えるペチュニアなど夏のお花は大きさにご注意
ガーデニング初心者の方が、初めて植える夏のお花と言えばペチュニアやカリブラコアがとても多いと思います。
苗だとビオラと変わらない3号のサイズの小さな苗ですが、実はあっという間に大きく育ちます。鉢は大きめ、間隔も十分に開けて植えないと失敗しがちです。
夏のお花に万能な鉢とは
春に植えて秋まで咲くお花がメインの季節ですが、迷った時に選んでみてほしいのが8号サイズの深鉢。
おすすめなのは水はけ抜群の構造でシンプル、でも安い、大和プラスチックさんの8号鉢。
この鉢ならペチュニア、カリブラコア、その他大きく育つお花でも対応できてしまいます。サイズ的にお手軽で、持ち運ぶのも苦にならない大きさです。
私の庭の様子はインスタグラムでもご覧いただけますが、ほとんどがこの鉢です。
迷ったらお試しくださいね。
夏のお花に陶器製の鉢は水切れ頻発
夏のお花は気温が高く大きく育つのでとても水を吸いますので、水切れが起きやすいです。
特に後悔するのが、素焼きの陶器製の浅い鉢や、ボール鉢。
水はけが良いのですが、夏のお花にはかなり過酷で朝に水やりしても夕方には水切れという事が多いです。
浅い鉢特に陶器製のものは夏のお花には不向きかもしれません。
10号以上の鉢を使うには水管理のテクニックが必要
大きく育つお花だと、いきなり10号の鉢に植えると、水管理がむつかしくほとんどの方が水の与え過ぎで失敗しがちです。
水やりは表面が乾いたら与えると言われますが、10号を超えてくるとその常識は通用しなくて、土の中はなかなか乾かないので、初期の成長が遅くなったり難しいかもしれませんね。
鉢選びのヒントはタグにもあり
私がスーパーアンバサダーをさせていただいているPWさんのお花などはタグに植え付けの鉢のサイズの目安が記載されています。
今が植え時のお花の大半は24センチ位とありますので、8号鉢がベストです。
鉢増しのすすめ
お花の苗を植えてみて1か月頃に鉢が小さすぎた、水切ればかりすると思ったら鉢増しをしてみましょう。
鉢をワンサイズ大きく植え替えます。
真夏以外は意外と簡単に問題なくできますし、鉢増しするとよりお花がモリモリ咲きだすのも経験談です。
まとめ
初めて植えるお花の鉢サイズは毎回私自身も迷うことが多いですが、基本今の季節から植える夏秋に咲くお花は想像以上に大きくなります。
かといって大きな鉢に植えすぎると根腐れしたり、上手く育たなかったりします。
一番無難な鉢は、大和プラスチックさんの8号鉢で、水はけ抜群の構造で鉢底石もいらないくらいです。
とても安くホームセンターで手に入りますので是非お試しくださいね。
鉢のサイズ、素材、深さは夏のお花にはとても重要と思います。