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【神戸市】淡路屋定番弁当秋バージョン「秋の神戸鉄板焼き弁当」実食!鉄板焼は神戸発祥って知ってた?

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

淡路屋の秋の新作弁当先行販売の記事を以前お届けしましたが、淡路屋では、「秋の旅路」「秋の彩り弁当」「秋のあじわい」など、定番弁当の秋バージョンを続々販売開始。店頭には秋を感じるお弁当がずらり!その中から「秋の神戸鉄板焼弁当」と「きつねの鶏めし 秋」を買ってきましたので、まずは鉄板焼弁当からご紹介します。

8月の先行販売の記事より
8月の先行販売の記事より

「秋の神戸鉄板焼弁当」は1,380円(税込)、「きつねの鶏めし 秋」は980円(税込)です。「秋の神戸鉄板焼弁当」のパッケージには秋らしくもみじの葉が描かれています。

夏まで販売されていた「神戸鉄板焼弁当」の付け合せは確かとうもろこしだったと思うのですが、秋バージョンは、南瓜の素揚げ、さつま芋の素揚げ、エリンギ煮などの秋を感じる野菜が使われています。あと、人参煮と茹でブロッコリーも。

ガーリックペッパーご飯の上には、たっぷりの牛肉ステーキ。下のご飯が見えないほど敷き詰められていて食べる前からテンションが上がりますね。

パッケージのイラストは、夜の神戸港を見下ろしながらステーキをいただける神戸の高級鉄板焼のお店をイメージ。カウンターで、コックさんがステーキを焼いているところが描かれています。パッケージの側面は煉瓦倉庫の壁面のような感じで、なかなか芸が細かいですね。ちなみに、ハーバーランドには神戸煉瓦倉庫という施設があります。

鉄板焼は神戸発祥の食べ物だということをご存知でしょうか? 終戦直後の1945年神戸に誕生した「みその」というお店で、日本初の鉄板焼ステーキが生まれました。「鉄板焼」という言葉も「みその」が初めて使ったそうです。

お客さんの目の前で、肉や野菜を次々に調理していくスタイルは、みそのの創業者である藤岡重次氏が生み出したもので、当時の進駐軍兵士に人気だったとか。

駅弁は冷めても美味しく食べられるように作られていますが、この鉄板焼弁当も冷めた状態でも美味しく、お肉の旨味を存分に感じられます。

ガーリックペッパーご飯も、一緒に食べるとお肉の美味しさを際立たせてくれる甘辛い味付けでなかなかいけます。

数ある洋風弁当の中でも人気の「秋の神戸鉄板焼弁当」。高級鉄板焼店の雰囲気を列車内やお家で楽しめるのは嬉しいですね。

「きつねの鶏めし 秋」はまた別記事でご紹介します。

基本情報
商品名:秋の神戸鉄板焼弁当
販売価格: 1,380円(税込)
゙販売店舗:淡路屋各店、オンラインショップ

淡路屋 公式サイト

※商品、価格は取材・撮影時のものです。※営業時間・定休日は変更になる場合があります。※この記事に間違いがありましたら、X(旧Twitter)の関連ポストへのリプやDM、InstagramのDMでお知らせください。(プロフにリンクがあります。)

WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

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