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小腸が弱ると現れる"5つ"の不調!!-「第2の脳」とも呼ばれる小腸の重要性とは?

ご覧頂きありがとうございます。

おがちゃん先生です。

今回は「小腸が弱ると現れる"5つ"の不調」を解説していきます。

今回の目次

  1. 小腸はどんな臓器?
  2. 小腸が弱るとどうなるの?
  3. 小腸を守る生活習慣!
  4. 最後に(小腸の重要性!)

【1】小腸はどんな臓器?

小腸は、お腹の中にある細長い臓器で、長さは約6mほどあります。

食べたものを「分解・吸収」する役割があります。

口腔内(唾液)や胃(胃液)で分解される栄養素もありますが、主な分解・吸収の場所は小腸です。

【2】小腸が弱るとどうなるの?

小腸は、ストレス・食生活のアンバランス・睡眠不足・加齢などが原因で弱りやすいです。

また、辛味の強い成分(香辛料)の摂り過ぎや、お酒の飲み過ぎなども腸への負担が増えます。

上記のようなことが原因で小腸が弱ってしまうと、下のような不調が現れることがあります。

①慢性的な腹部の痛みや不快感

腹部の痛みや不快感は、腸に炎症があって起こることもあれば、器質的な異常が無いにも関わらず起こることもあります。

後者の場合の痛みは、心理社会的なストレスなどによって悪化しやすいです。

②排便の異常(下痢や便秘)

小腸が弱ることで、水分の吸収を正常にできず、下痢や便秘といった排便の異常が起こることがあります。

※排便の異常には、小腸だけではなく、大腸が関わっている場合も多いです。

③体重減少

小腸が弱ることで、食事をしっかり摂っていたとしても、栄養を十分に吸収できず、体重が減少することがあります。

そのため「体に良いものを食べた」としても、それを分解・吸収する「小腸が健康であることも大切」ということですね。

④疲れやすい・だるい

「③」で述べたように、小腸が弱ることで、栄養を十分に吸収できないことがあります。

これにより、エネルギーが不足することで、疲れやすい・だるいなどの不調が現れることがあります。

⑤精神症状(うつ症状・不眠など)

脳と腸は、互いの状態が影響し合うと考えられています。

この関係は「脳腸相関」と呼ばれます。

そのため、腸が弱ることで、腸内細菌のバランスが崩れ、脳がストレスを感じやすくなってしまうこともあります。

このように、腸の状態は様々な面に影響すると考えられます。

【3】小腸を守る生活習慣!

【2】でも述べたように、小腸はストレス睡眠不足の影響を受けやすい。

そのなかで、小腸の健康のためには、下ようなことを生活習慣で意識すると良いでしょう。

  • ストレス解消…自分なりのリフレッシュ方法を持つと良い
  • 適切な睡眠…睡眠時間だけではなく、"スッキリ感"を得られることも大切
  • お酒を飲み過ぎない…アルコールの過剰摂取は小腸を刺激する
  • 辛味の強い成分を摂り過ぎない…唐辛子など
  • 食生活はバランスよく摂る
  • よく噛んで食べる…よく噛んで食べることで小腸の負担が減る
  • 適切な水分補給…脱水などには注意して、こまめに適切な量の水分を摂る
  • 適度な運動など

【4】最後に(小腸の重要性!)

体に良いものを食べる」というのを意識されている方は多いと思いますが、それを分解・吸収するのは小腸であるため、小腸が健康でないと、せっかくの栄養が十分に吸収できません

そのため【3】で述べた「小腸を守る生活習慣」を意識してみると良いでしょう。

最後までご覧頂きありがとうございました!

身体の構造や仕組みを分かりやすく解説!/0から学ぶ解剖生理学サロン運営/JSTAS認定整体師/東京リエイチ整体アカデミー非常勤講師/bijou解剖ボディケアスクール講師

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