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『iPhone 6s』、フロントカメラの画素数を5メガピクセルにアップグレードか

篠原修司ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門
フロントカメラのアップグレードでよりキレイな自撮りが可能に(写真:アフロ)

来週9月9日のスペシャルイベントで発表されるとみられている『iPhone 6s』の、フロントカメラ(インカメラ/FaceTimeHDカメラ)についての新しい情報が飛び込んできました。

iPhone 6sでは、フロントカメラの画素数がこれまで1.2メガピクセルから5メガピクセルへと大幅にアップグレードされるとのことです。

この情報は、KGI証券のアナリストであるMing-Chi Kuo氏が投資家向けに配布した資料から明らかになったものです。

KGI Expects New iPhones to Have 5MP Front Camera, Retain 16GB, 64GB and 128GB Capacities - Mac Rumors

サファイアガラスは見送り

資料にはカメラのアップグレード情報とともに「落下試験をクリアできなかったためサファイアガラスの採用は見送られた」ともあります。

サファイアガラスは現在採用されているゴリラガラスよりも引っかき傷に強い、硬いガラスです。その代わり衝撃に弱く、iPhoneを落としたときに割れる可能性が高くなります。昨年のiPhone 6発売時も「採用されるか」という話は出ていましたが、テストをクリアできなかったことで今回も採用は見送られる模様です。

ストレージ別モデルは16/64/128

また、資料にはiPhone 6sのストレージ別モデルについての記載もあり、こちらはiPhone 6と同じく16GB/64GB/128GBの3モデルが用意されているとのことです。

自撮り、より美しく

フロントカメラの性能が上がることで、より美しい自撮り(セルフィー)ができるようになると考えられます。今回のアップグレードは、昨今の自撮り人気にAppleが応えた結果なのかもしれません。

日本国内では自撮り専用アプリとして『B612』や『BeautyPlus』が人気ですが、iPhone 6s発売後は5メガピクセルの性能をうまく使った新たな自撮りアプリが登場することになりそうです。

ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

1983年生まれ。福岡県在住。2007年よりフリーランスのライターとして活動中。インターネット(SNS)で起きる炎上の解説、デマのファクトチェック、スマホやガジェットの話題、生成AIが専門。最近はYouTubeでも活動しています。執筆や取材の依頼は digimaganet@gmail.com まで

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