「アルミホイルに裏表がある」←「これ本当?」料理人の回答に…『もっと早く気づきたかった!』
こんにちは、料理人のぱぷちゃんです!
皆さんのお家に「アルミホイル」はありますか?アルミホイルは料理をする上での必需品では無いものの、自炊をする方なら必ずと言っていいほど置いてあるのではないでしょうか。
アルミホイルにこんな疑問を持ったことはありませんか?『裏表ってあるの?』。アルミホイルをよーく見てみると、片面がピカピカとしていて、もう片面は光沢が抑えられマットになっています。これは一体なぜなのでしょうか?
今回はアルミホイルを徹底解説したいと思います。いつも疑問に思ってた方は最後まで読んでモヤモヤをスッキリさせましょう!!
今回の目次
- アルミホイルの裏表
- 製造過程
- 「包み焼き」は光沢面を外側に
- 裏表があるアルミホイル
- まとめ
アルミホイルの裏表
本日最大の疑問→「アルミホイルに裏表はあるのか?」
ズバリ…ありません!!
では、一体なぜ…片面がピカピカとしていて、もう片面は光沢が抑えられマットになっているのでしょうか?
製造過程
アルミホイルについて、なぜ片面が光っているのに、もう片面はマットなのか疑問に思う方も多いのではないでしょうか。
実はこれには…製造過程が関係しています。
アルミホイルは、薄いアルミ箔を二枚重ねにしてローラーとローラーで挟んで伸ばして薄く圧延することによって製造されます。
製造過程でローラーに触れた部分は光沢があり、ピカピカに見えます。一方、アルミニウム同士が接触していた部分は光沢がなく、マットな仕上がりになっています。
※アルミホイルの製造工程についてもっと詳しく知りたい方は、〈東洋アルミエコープロダクツ〉さんのサイトをご覧ください。図も掲載されており、とても分かりやすいです。
つまり、見た目が違うだけで裏も表もないのです。
「包み焼き」は光沢面を外側に
よく『オーブンやオーブントースターで調理を行う際には、熱伝導率の関係で光沢面を内側にすると良い』と言われることがありますが、実際にはほとんど差が出ません。
強いていうなら、「包み焼き」などの料理で光沢面を外側にすると見た目がキレイになるくらいです。
要するに「見栄え」ってやつです。
裏表があるアルミホイル
「アルミホイルには裏表がない」と今までお答えしてきましたが、実は裏表がある加工されたアルミホイルも存在します。
1番メジャーな物だと「フライパン用アルミホイル」。
このアルミホイルは片面にシリコーン加工がされており、焼き魚などをフライパンでくっつかずにキレイに焼けるという便利なアイテムなのですが、表裏があるので気を付けなければなりません!
まとめ
- 一般的なアルミホイルには裏表がない
- 両面が違う理由は「製造過程」にある
- 裏表があるアルミホイルもある(フライパン用アルミホイル)
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