2023年5月オープン！噂のパワフル飯を求め、人気焼肉店にGO！

昭和の大スターが宿る空間で、肉に吠えろ。

大曲駅から徒歩10分。グランドパレス川端の向かいに、今注目の焼肉店がある。昨年の5月にオープンした秋田ブランド牛専門店『焼肉 じだい屋』だ。

秋田県男鹿市発の新ブランド「和牛なまはげ」の取扱店としても話題の『じだい屋』。さっそく噂の店に向かうと、そこには写真で振り返る「昭和の大曲」がズラリ。もはや入口がちょっとした資料館の様相だ。

そして気になる店内は、スタイリッシュで焼肉店というよりカフェのような雰囲気。……なんだけどその一方で、壁には昭和世代歓喜の懐かしいポスターやレコードジャケットが所狭しと並ぶ。石原裕次郎に南沙織、そして若き日のドリフターズも全員集合。昭和と令和が絶妙に融合した、唯一無二の空間が広がっている。

ランチメニュー

和牛なまはげスタミナ丼ランチ：1,000円

ビビンバ丼ランチ：1,000円

和牛なまはげランチ：1,000円

和牛なまはげスタミナ焼きランチ：1,000円

肉ボナーラ：1,500円　※1日限定10食

カルビラーメンランチ：1,300円

支那そばランチ：1,100円

『じだい屋本店』のランチメニューは現在7種類。中でも異彩を放っているのが、1日限定10食の肉ボナーラだ。焼肉屋さんでカルボナーラが出るのも珍しいが、その周りをぐるりと囲む肉の群れが、もはや圧巻の一言。白飯が無限に進む和牛なまはげランチや、牛肉の旨味が詰まったカルビラーメンも気になるが、今日は肉とパスタがコラボしたこのパワフル飯でファイナルアンサーだ。

濃厚なカルボナーラとマシマシの肉が絶妙タッグ！インパクト抜群の肉ボナーラを実食！

注目の肉ボナーラが、サラダやスープなどを引き連れて登場。皿に並ぶ大量のローストビーフもさることながら、卵黄が中央に鎮座するカルボナーラも超絶ウマそう。別皿で粉チーズも付いてくるため、こいつを投入してアクセントをつけるのもアリだ。

何はともあれ、まずはこのマシマシの肉を食べねば始まらない。噂の新ブランド「和牛なまはげ」を使ったローストビーフは柔らかく、肉本来の旨味が楽しめる。パスタのクリーミーなソースとも相性抜群だ。

続いて、もうひとつのメインディッシュ・カルボナーラにシフト。焼肉屋さんのパスタと侮ってはいけない。こいつは卵黄をまとった濃厚ソースに、食べごたえのある太麺がしっかり絡む本格派だ。カリッと香ばしいベーコンも良い仕事をしている。

ちなみに今回皿に盛られたローストビーフの数は全部で13枚。これだけボリューミーだと途中で肉に飽きるかと思ったが、全くそんなことはなかった。思ったよりさっぱりと食べられるため、肉は好きだけど胃もたれが気になる私のようなミドルエイジや、女性にもおススメだ。

昭和・平成・令和と時代の移ろいを感じながら、秋田の新ブランド「和牛なまはげ」を。そんなコンセプトで誕生した『焼肉 じだい屋』。今回はランチメニューにスポットを当てたが、もちろん夜はウマい酒をお供に焼肉を楽しむことも可能だ。

往年の映画スターに見守られながら、上質な肉に舌鼓。昭和の香り漂う大曲の焼肉店が、令和の時代に新たな風を呼びそうな予感だ。