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その場「ジャンプ」で跳ねる感覚を養おう

牧野仁マラソン完走請負人/ランニングトレーナー

|意外に難しい、ジャンプ!

 ランニングは跳ねるの連続!その動作はジャンプそのもの、しかし飛ぼうとする時の反動が足首で過度に蹴って飛んだり、膝の屈伸を繰り返し使うと、一回のジャンプであれば問題ありませんが、ランニングの様に連続で跳ねる動き行うために、その場ジャンプで跳ねる感覚を養いましょう。

|膝と足首を固めてジャンプ

 跳ねるために着地の衝撃を使い、地面と身体で反発する動作が生まれるのが好ましい、しかし一回ジャンプの様に膝の屈伸で飛び、そして飛び終わると着地するように膝が曲がり地面に吸収されます。更に足首を底屈(伸ばす)ジャンプをするとふくらはぎだけを酷使してしまいます。身体を固めれば反発が生まれやすいので以下を注意しながら実施しましょう。

  1. 軽いスクワットの姿勢からジャンプ
  2. 飛んだ際は、足首を背屈の状態をキープする意識
  3. 着地の際は、膝を伸ばし反動で飛ぶ
  4. 3~4回程度跳ねる

|腕を使って、反動をつける

 跳ねる際に反動着けて飛びたい、先に腕で煽って振ると反動が生まれます。走る時の腕振りに通じます。

  • 肘を90度
  • 一度後ろに引き、飛ぶ前に腕を振る
  • 親指を上にすると反動が付けやすい

|跳ねた時の着地の音を聞こう

 うまく跳ねると乾いた衝撃音が生まれます。逆に鈍い音の場合は、膝などで衝撃を吸収しているので音の違いをも聴き分けましょう。動画で衝撃音が確認できるので参考にして下さい。

 跳ねる動作を身に着けるためにも、スタートはその場ジャンプ!週2~3回。跳ねる練習も5~6回程度(飛んでる回数は1回に3~4回)行いましょう。身体が温まらないと怪我に繋がりますし、疲れてしまえば跳ね難いのでコンディションに合わせ実践しましょう。

Written by マラソン完走請負人/牧野仁です
 有限会社スポーツネットワークサービス代表取締役。初心者向け走り方教室「Japanマラソンクラブ」を立ち上げ、様々な方々に走るまでの準備やケガを防ぐ走しり方などを指導。走ることを軸に、旅行(旅RUNの名付け親)や食、健康、美など提供しています。ジョギングインストラクター資格認定講座も開催。
著書;楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)。フルマラソンスタートBOOK(エイ出版)。目からウロコのフルマラソン完走新常識(実業之日本社)など多数。
テレビ;「ラン×スマ(NHK BS)」「ソレダメ(テレビ東京)」など出演。
「相棒」「警視庁・捜査一課長」などランニング監修。
雑誌;Tarzan(マガジンハウス)ランニングスタイル(エイ出版)MONOQLO(晋遊舎)など、監修
YouTubeチャンネル:ビギナーランニングマガジン / 完走請負人牧野.

マラソン完走請負人/ランニングトレーナー

楽に、楽しくを走るをモットーに、2006年Japanマラソンクラブを立ち上げ、旅RUNなどをプロデュース、NHKBS「ラン×スマ」などテレビ出演や著書「楽して走ろうフルマラソン(ランナーズ)」著書多数

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