プラントベースフードの開発・販売を行う株式会社プラントベースドフード（本社：京都市東山区、代表：鵜野 友紀子）が、大豆ミートやオーツミルクなど、今話題のプラントベースの食材だけで開発したメニューを提供する「ぎをん 豆乳ら～めん うのゆきこ」をオープンしています。2023年1月2日に正月限定メニューが出されると聞いて行ってきました！

　京阪祇園四条駅徒歩3分の立地にある店内に入ると、女性オーナーのもと、広報や店内スタッフもほとんどが女性たちのプロデュースというだけあって、あっと驚くほどの清潔感、開放的空間が広がっていました。木目調を基本にした調度類も祇園感満載でお洒落。

　1月1日、2日限定メニューの「お雑煮豆乳ラーメン」をいただきました。通常の豆乳ラーメンに餅などを入れた特別バージョンです。真っ白なスープがほんとに綺麗。スープを飲んでみると、すごくクリーミーで濃厚で美味！　米粉の麺をいただくと、豆苗と白髪葱の良い香りがスープに絡み、もう止まらない！クセになる味、スープもどんどん飲んでしまいます。

　プラントベースの食材というとどうしても、「身体に優しいのは分かるが、味はどうも」というイメージがあるのですが、完全に裏切られました。これほんま美味いです！　豆乳パティシエが作った究極の一杯の通常メニューはシンプルな雪、豆乳担々麺の月、京都スペシャル全部のせの花の三種類です。残ったスープに、炙りチーズ発芽発酵玄米のご飯を入れるのが最高。まるで高級イタリアンで出されるチーズリゾットのような味わいになります。これはハマるわあ。血糖値の気になる筆者でもお腹いっぱい食べても安心ですね！

　パテシィエをしていたオーナーのうのゆきこさんは、2009年に23種類のアレルギーを持つ少年と出会います。この子のために食べられるクリスマスケーキを作ってほしいとの親御さんの切なる願いに応じたのが、植物性由来の商品開発に取り組むきっかけでした。小麦や卵、牛乳も使わないグルテンフリーのケーキに感激をしてもらったものの、うのオーナーにとっては、納得のいく味ではありません。以来、7年間かけて美味しくて、完全に植物由来のミラクルケーキを作り上げ、京都から全国に販売を始めました。

　13年間のプラントベースの食材にこだわった経験を活かして、「京都でも、大人気のラーメンそのものが食べられない子供たちに全部食べられる美味しいラーメンを提供したい」そんな思いが生み出したのが、この豆乳ラーメンです。アレルギーやビーガンの方々に対応しているだけではありません。腸内環境を整える効果も期待できます。

　オーガニックドリンクメニューも充実しています。八坂神社や祇園にお越しの際はぜひお立ち寄りください！

「ぎをん 豆乳ら～めん うのゆきこ」（外部リンク）京都市東山区亀井町40 075-551-3954