梅島駅から徒歩約3分、旧日光街道沿いに立地する「ラーメン梅　梅島店」（梅田3丁目）。足立区の二郎系ラーメン店のひとつとして人気が高いお店です。

店の看板には、ザ・二郎カラーの黄色地に黒文字の店名が。「ニンニクいれますか？」のコール台詞もバッチリ目立つデザインで、二郎インスパイアの熱が伝わります。

二郎系「ラーメン梅」ってどんなお店？

野菜多め、麺のかたさや量、ニンニク入れる・ナシなど「二郎系ラーメン」要素を楽しめるラーメン梅さん。店主にお聞きしたところ、2023年は12年目を迎えられるそうですよ。

では、具体的にどんなラーメン店なのかご紹介します！

麺は「極太・極細」の2種類

麺は2種類。野菜たっぷりのラーメンとつけ麺で、それぞれ極太麺と極細麺か選べます。極太麺は、菅野製麺所による「梅　特注極太麺」とのこと。

お好みの具材の追加トッピングもできますよ。

お水はセルフサービス。席にピッチャーは置いてないので、都度自分でお水を汲むシステムです。

無料トッピングと各種調味料で味変無限大

麺の量やかたさに関してのご希望は、注文前にどうぞ。ニンニクのありなしや量、野菜と背脂の量など、無料トッピングのご希望は、ご注文後に店主から聞かれるまでお待ちくださいね。

ちなみに取材時に他のお客さまの様子を拝見していると、みなさんなれた様子でそれぞれお好みの無料トッピングをオーダーしていました。

テーブルには、GABAN（胡椒）、一味唐辛子、酢、ラーメンのたれが用意されており、自由自在に味変カスタムでいただけます。

サクッと食べられるカウンター席で行列もほぼなし

店内の席はカウンター10席のみ。席の間には半透明の仕切りがあり、ひとりで来店しても落ち着いて食べられます。

平日夕方、筆者取材時には、早めの時間帯にもかかわらず、多くの学生さんで賑わっており、ほぼ満席状態でした。以降、入れ替わりでお客さまが来店されますが、回転が早いため長時間店外で待つことや、お店前に行列ができることはほぼありません。

比較的食べたいタイミングでサクッと食べに行きやすいのは、ラーメン梅の魅力のひとつです。

いざ「肉まぜそば」を食リポ！

今回、辛い麺好きの筆者がオーダーしたのは「肉まぜそば」です。

実は約10年ぶりにラーメン梅を訪問した筆者。その頃、肉まぜそばのメニューはなかった記憶があります。聞けば、肉まぜそばは3年前ほどに新しく誕生したメニューだそう。

ちなみに、季節によってにんにくの辛みは変化します。夏季は辛みが少なくマイルドな風味なのだそうですよ。

肉まぜそばは、辛くない〜激辛まで、辛さの調整が可能。私は「辛い」「ニンニク普通」でオーダー。待つこと数分。肉まぜそばが登場です！

おおー！　具材のてっぺんに鎮座する刻まれた唐辛子と麻辣（マーラー）のかたまりと、サイドに盛られたニンニクの存在感がインパクト大です！　もやしもたっぷりで美味しそう！

どんぶりの麺の下には、背脂入りのスープが注がれています。スープはこってりしているようで、そこまで重くない印象。極太麺が、スープにしっかりからみます。

唐辛子と麻辣とニンニクを別のレンゲにとりわけ、「少しずつまぜながら味変して楽しむ作戦」で、いざ、いただきます！

少しづつ辛味を調整しながら麺にかからめます。生卵をまぜまぜすることで、辛味はマイルドになり、より一層麺にからむスープに。いい感じの辛さで美味しく食べすすめられます。

他の麺メニューには1枚ドーンと乗っているチャーシューですが、肉まぜそばは混ぜやすいように細かく刻んであるようですね。

チャーシューは、柔らかくてボリュームがあって美味しい！・・・おっと、混ぜていたら、あちこちにチャーシューが散乱・・・

残り1/3ほどの量で、酢を投入。酸っぱい要素が追加され、チャーシューも一緒にさらに味変。美味しく飽きずに食べられますよ。

辛味要素も全て残らずいただき、美味しく無事に完食です。辛さの変化も楽しめて、ボリュームも大満足。肉まぜそばは、辛い麺好きの方に食べてほしい一品でした。ごちそうさまでした。（器が汚くて失礼しました！）

「ニンニクの量が気になる、辛くなりすぎるのは苦手」な方は、少なめでオーダーして、筆者のように、別レンゲに分けて少しづつ様子を見ながら混ぜて楽しむのがおすすめです。

店前の自動販売機には・・・

ところで、ラーメン梅さんの前には、飲み物の自動販売機が設置されているのですが、一番目立つ上段の商品を見ると、むむ、これは・・・！

黒い烏龍茶、多すぎませんか・・・！？

いやいや！美味しくラーメンを食べた後には、需要があるのかもしれませんね！

肉まぜそば以外にも、ニンニクいり、野菜たっぷり、量をカスタムできるのが魅力のラーメン梅さん。うだる暑さでバテそうなとき、ちょっとパワーが欲しいときなど、ぜひ食べに行ってみてくださいね。