【日本人には謎】韓国ドラマによく出てくる不思議な行動!Part36:窓が二重 他
みなさ~ん、こんにちは!
今回もご好評いただいている「韓国ドラマによく出てくる不思議な行動」シリーズをお届けしていきたいと思います!
第36弾となる今回も、韓国ドラマを見ているときに感じる疑問、不思議な行動やシーンについてどんどん書いていきますね☆
これまでのシリーズ第1弾から第35弾をまだ読んだことのない方は、ぜひ今回の内容と合わせて読んでみてくださいね~♪
それでは今回は、韓国ドラマに出てくる住まいに関する不思議を書いていきたいと思います!
それでは一つ目の不思議から見ていきましょう!
窓が二重になっているのはなぜ?
韓国ドラマを見ていると、主人公の家が出てくると思いますが、窓が全て二重窓になっていることに気づいたことはありませんか?
実際に韓国のアパート、ワンルームなどは全て窓が二重になっています。
これは韓国は冬にはマイナス10前後になることもあるため、寒さを防ぐために二重になっているというのが1番の理由です。
その他にも防音効果や、外気を防ぐことができるため省エネにも効果があるといわれています。
また、窓だけでなくベランダも二重構造になっており(ベランダがあるのは主にアパート)、さらに外気を遮断する造りになっています。
日本式のベランダは窓を開けると、すぐに外側という感じですが、韓国式のベランダは(二重の)窓を開けると、またひとつ部屋があるといった感じです。
なので、雨、風心配なく洗濯物を干すことができ、寒さや暑さを防ぐことができます。
その上、大体のベランダには床を水洗いできるようにホースや水道がついています。
韓国特有の「전세(傳貰)」制度とは?
二つ目の不思議の「전세(傳貰)」という制度は韓国特有の家賃制度です。
これは一種の補償金制度で、月々の家賃は不要でまとまった金額を一度に家主に預けるという制度です。
家主にお金を預けるだけなので、契約終了後には預けた金額がまるまる戻ってきます。
これだったら家主の利益がないのでは?と思うと思いますが、家主は一気にまとまった金額をもらうことができるので、そのお金を運用して更に利益を得ることができます。
韓国は金利が高く、まとまった金額を銀行に預けておくだけで、家賃に相当する利子収入を出すこともできるため可能な制度になっています。
とは言っても、最近は不動産の景気が良くないため、日本と同じように월세(月貰)=月々の家賃を支払う制度の家も増えてきています。
アパート暮らしが主流?
三つ目の不思議は「アパート暮らしが主流?」です。
日本では結婚して、家庭を築いたら次は家を買うという流れが一般的ですが、韓国も日本と同じです。
ただひとつ違いがあるのですが、それは家の形態です。
日本では一軒家、いわゆる住宅を買うのが一般的ですが、韓国ではアパート(日本でいうマンション)を買うのが一般的です。
もし家を買わないとしても、前に述べたように전세(傳貰)」制度を使って、アパートで暮らすのが一般的です。
なぜ一軒家よりアパート暮らしが一般的なのかというと、韓国の人口に関係があります。
韓国は人口密度が高く、土地の価格がとても高いため、一軒家をわざわざ建てようという人はほとんどいません。
また、都心部にはそもそも一軒家を建てる土地がありません。
一軒家を建てるとしても、お金持ちが都心から少しはずれた場所に建てたり、少し余裕がある人が老後のために田舎に建てたりします。
そのため、働きざかりの30代、40代の家族はほとんどアパートで暮らしています。
日本では、いつかは一軒家を建てるということが働きざかりのサラリーマンの目標として挙げられますが、韓国ではいつかは高級アパート(マンション)の高層階に住むことが目標という人が多いようです。
いかがでしたか?
今回は韓国ドラマによく出てくる住まいに関する不思議について書いてみました!
韓国では気候や韓国ならではの理由で日本とは違う暮らし方をしていてとても興味深いなあと感じました。
いつかは韓国でも暮らしてみたいですね。
それでは、また次の「韓国ドラマによく出てくる不思議シリーズ」をお楽しみに☆
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