【北九州市小倉南区】50年、ありがとう。寿命を迎えた桜の樹「志井川」の桜の木が数本伐採されました。
秋といえば紅葉。1年でも秋にしか見ることのできない赤や黄色の葉っぱに癒されますよねぇ。紅葉の意味が知りたくなって思わず調べてみた号外NETライターの山茶花です♪
2023年の冬、ご紹介させていただいた守恒本町の「志井川ライトアップ計画」。
町民の皆さんが通勤通学やお散歩など、暮らしの中で利用する道であるこの志井川沿いをライトアップすることで志井川の魅力のひとつしたい! 志井川をアピールしたい! という想いからスタートした取り組みですが、志井川といえば小倉南区の桜の名所のひとつ。毎年、桜の季節になると多くの方が志井川に訪れます。
そんな志井川の桜の樹が伐採されたという情報をご提供いただきました。
志井川の桜の樹が伐採されました。
2024年9月20日、守恒本町、志井川には作業車が停車していました。
桜の樹が伐採されています。桜の樹、改めソメイヨシノの寿命はおよそ50〜60年と言われており、寿命が近づいてくると桜の花が減り木も弱っていくのだそう。
志井川の桜も徐々に寿命を迎え始めており、今回伐採された樹々は倒木の危険があるため、この場所から姿を消すこととなりました。
「当たり前に毎年咲く桜は、実は当たり前ではない。今の瞬間を大事に大切に見ないといけないということを伐採された桜は教えてくれています。」と守恒本町の町内会長さんがお話しくださいました。
守恒本町の町内会長さんは、日々の町内の様子や活動内容をInstagramで発信されています。志井川の様子、樹々の様子なども投稿されており、今回、伐採の情報もご提供くださいました。守恒本町ってどんな場所? と気になった方は、Instagramをご覧になってみてはいかがでしょうか?
今回の伐採でこれまでの志井川の景観とは少し違うものになりました。寂しさも感じますが、姿を消した桜から感じられることもたくさんあるのではないでしょうか。来年の春、志井川に咲く桜をこれまで以上に大切に見ることが出来そうです。
■志井川近く紫川河畔公園グランド■
所在地:北九州市小倉南区徳力新町1丁目14−10