週後半は強烈寒波が襲来、劇的な気温の急降下に要注意
上空の気温は実に20度も劇的に急降下
タイトル画像にある通り、今週後半は日本付近で暖気場から寒気場への劇的な変化が起こる予想です。
23日(木)勤労感謝の日の予想をみると、日本付近は平年より気温が高いことを示す赤一色となっていて、その差は北日本ほど大きく、特に北海道は平年より10度前後も高くなる予想です。
ところが25日(土)には北からの強い寒気に覆われて、今度は平年より低いことを示す青一色となっていて、特に北海道は平年より10度前後も低くなる予想です。北海道上空の気温は23日(木)の10月並みから25日(土)には真冬の平年値より大幅に低くなる予想です。
北海道を中心とした北日本では、わずか2日間で15度から20度も上空の気温が急降下する劇的な変化となり、東日本や西日本でも10度から15度も急降下する予想で、地上の気温もこれに見合うような変化量となりそうです。
10月並の暖から真冬並みの寒へ
暖気が最も優勢となる22日(水)から23日(木)勤労感謝の日にかけては、平年より5度から10度も高くなる所が多く、特に東京の22度、新潟の20度、青森の19度、札幌の16度などは10月中旬並みの季節外れの暖かさとなります。
ところが週末には一転し、札幌の0度、青森の1度は真冬並みの寒さ、新潟の7度、東京の11度も12月下旬並みの寒さとなるでしょう。わずか2日程度で、季節が2か月から3か月も急激に変化し、北陸以北の日本海側では大雪や吹雪となるおそれもあります。
体調管理はもちろんのこと、週末は北陸以北を中心に、北風が強く吹き、荒天や大荒れとなるおそれがありますので、今後の情報に十分、ご注意ください。