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【姫路市】夜はマグロの希少部位と貝汁で一杯! 昼は姫路城のように白い「おしろカレー」を! 

千姫文筆家・モデル(姫路市)

スパイスカレー&自家焙煎コーヒーのキッチンカー「623cc」を運営する南石睦さんは、塩町の「酒〆処 小南石(こなんせき)」のオーナーでもあります。キッチンカーと出合ったのをきっかけに酒〆処へ。

マグロの珍しい部位に興味津々

カウンター7席の「小さい店を南石さんが切り盛りする」ので小南石。9月で9年目に突入しました。つつましい佇まいで、ちょっと立ち寄り、ほわっと一杯飲もうかという雰囲気。

南石さん。後ろの棚にはウイスキー
南石さん。後ろの棚にはウイスキー

マグロの希少部位「脳天」と「ホホ」、「貝汁」が看板メニューです。
「脳天てどこ?」。疑問は南石さんの図解で解消されました。目の後ろの部位といっていいかな。

マグロの脳天を図で説明。右下は断面図
マグロの脳天を図で説明。右下は断面図

希少部位は南石さんが関東や大阪の居酒屋で食し、美味だったことから提供しています。姫路市内で味わえる店はあまりないかも。
モチモチしているらしい「脳天」はまた今度にして、この日は「ホホ炙り」を。「炙り」ってツウの響きがありません?
おや、マグロなのに、お肉みたい。

「マグロ ホホ炙り」(600円)
「マグロ ホホ炙り」(600円)

もぐもぐと食べ進めても、やっぱりお肉みたい。1切れずつ個性があって、コリコリした部分とやわらかい部分があります。噛むごとに、じゅわじゅわっ。深みがある。ポン酢とわさびで。三つ葉もね。

貝はお鍋の中からゴロッと。

ムール貝とアサリです。

貝汁(500円)
貝汁(500円)

アサリは隠れているだけ。お皿の底にはたくさん。秘伝のダシが喉を通ると「はぁ~」と温泉につかったときのような声が出ました。このダシなら、「貝汁茶漬け」(700円)や「貝汁バターラーメン」(800円)とも合うわ。

マヨ醤油七味でいただく氷下魚(こまい)も珍しい。煮干しのような触り心地だったけど、味はどんなんかな~。

純米酒や白ワインとのマリアージュで幸せ倍増。

外観。近くには船場川
外観。近くには船場川

10月27日(木)~29日(土)のイベント「地産地消 ひめじバル」にも参加。同店のバルメニューは「前どれ真鯛入り特製貝汁」とセットドリンク(880円)です。チャージ料はなし。

バルには約50店が参加し、小南石は28、29日に。同店でも参加証を販売中(500円)
バルには約50店が参加し、小南石は28、29日に。同店でも参加証を販売中(500円)

ランチスタート&キッチンカーに新メニュー

小南石での昼部門の屋号を「623cc」として、ランチ営業を開始したばかり(水、金曜のみ)。ココナッツミルク、ひね、ハラペーニョパウダーなどを使った白い「おしろカレー」や「特製チキントマトカレー」といった、その日のカレー(700円)が楽しめます。油は極力使用せず、独自のスパイスの配合であっさり、すっきり。自家焙煎のコーヒーと!

キッチンカーではカレー、コーヒーに加え、蜂蜜とシナモンが隠し味のぜんざいが登場しています。

キッチンカー「623cc」
キッチンカー「623cc」

いきなり夜の小南石では躊躇するという人は、キッチンカーやランチ、ひめじバルのイベントで馴染んでから、ねっ。

酒〆処 小南石(こなんせき)
住所:兵庫県姫路市塩町130
電話番号:080-4011-6238
営業時間:21:00~26:30(LO)
定休日:木、日曜
ランチは「623cc」として水、金曜の11:30~13:30(LO)

キッチンカー「623cc」の出店情報
●ヒメジランチマーケット
日時:10月27日(木)11:00~14:00
場所:兵庫県姫路市呉服町47のトキトバ(TOKITOBA)
●FuKuFes.
日時:10月30日(日)10:00~17:00
場所:兵庫県神崎郡福崎町西田原1470-1の辻川観光交流センター

文筆家・モデル(姫路市)

大好きな姫路のまちを、さらに元気に―。その一心で執筆をしています。千姫自身の率直な感想と取材で得たこぼれ話などを通して「ここに行きたい!」と心が動く場所を紹介していきます。元新聞記者、モデルとしてはファッションショー・ヘアショーに出演。 Yahoo!ニュースエキスパート2023年10月、11月、2024年3月 地域クリエイターMVA受賞

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