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【名古屋市昭和区】桜だけじゃない!新緑に包まれる「鶴舞公園」少し早い初夏の涼感へ出会いに

土庄雄平愛知深掘りライター(名古屋市)

桜が終わって、いよいよ夏に向けてのカウントダウンが始まりました!

名古屋の夏は本当に暑いので、清々しい束の間の季節を楽しみたいですよね。そんな時に足を運びたいのが、市民の憩いの場「鶴舞公園」です。

桜で有名な鶴舞公園ですが、実は個人的に大好きなのが、初夏にかけての新緑シーズン

公園のいたるところに花々が咲き誇り、淡い緑色で包まれます。まだ虫もあまりおらず、涼しく快適に散策を楽しむことが可能です。

緑の時期でも、なんだか絵になる風景と出会えるのも、ささやかな魅力でしょう。

その中でも一段と癒されるのが、公園の中央部にあるローマ式の噴水塔

水しぶきを上げている噴水と、優しく揺られる柳のコラボレーションを前に、思わずカメラを構えてしまいます。なんだか夏が目の前に来ているような、そんな涼感に浸るシーンでした。

そんな噴水塔の前には、市民の方に植えられた花畑が隣接しています。桜の時期を終えて、GW前のこの時期、ネモフィラが綺麗に咲いていました。

優しい青と白の花を眺めていると、なんだか心が洗われますね。ところどころオレンジ色のケシの花がアクセントになっていました。

新緑も美しい鶴舞公園ですが、公園の造形物とのコラボレーションが素敵で、良い被写体になってくれます。こちらはイタリアルネサンス風の奏楽堂です。

明治時代に実際に使われていたのだから驚きです!名古屋市内で一番古い公園の歴史が、今でも随所に残っています。

しかし、こうやって異国情緒の漂う空間もあると思えば...

しっかりと日本庭園もあります。周囲に溢れかえる緑が、池に写り込んで大変綺麗でした。

公園内にいろんなスポットがあり、季節の花々までチェックしていると、見所が豊富なので、半日ほどでもたっぷりと楽しめます。

筆者は一度で周りきらず、一度訪れるとカメラを片手に1〜2時間ぶらぶらしています。気ままに気負わず楽しめる。これこそ公園で過ごす際に、大事なポイントですね。

自然と触れ合える機会が少ないからこそ、こうした一つ一つの場所を大事にして、都会でも四季の移ろいをしっかりと感じたいと思う今日この頃。

気持ちの良い初夏を過ごしに、ぜひ鶴舞公園へ足を運んでみて下さいね。

<鶴舞公園>
住所:愛知県名古屋市昭和区鶴舞1-1
電話番号:052-733-8340
アクセス:地下鉄・鶴舞駅から徒歩5分

愛知深掘りライター(名古屋市)

1993年生まれ、愛知県豊田市出身、同志社大学文学部卒。第二新卒を経験後、愛知へUターンをして、メーカー営業職とトラベルライターを両立。現在は、IT企業に勤務しながら、自然や暮らしに一歩踏み込む、情報発信に精を出す。美味しい地元グルメを探しながら、名古屋市内の色彩豊かな自然を愛でるのがルーチン。 ※12月18日からLINEにて土庄雄平「名古屋深掘りチャンネル」配信スタート!毎週月曜日の10時にお届けします。名古屋のグルメから週末おでかけ情報、ディープなスポットまで盛りだくさん。ぜひ登録してくださいね♪(記事内のリンクは、Yahoo!ニュース エキスパートとの取り組みで特別に設置しています。)

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