小さな青紫の花が鈴なりに咲くムスカリ
とても可愛いですよね。

ムスカリはお庭に植えっぱなしでも
翌年花を咲かせてくれるので、
つい何も手をかけず、そのままに...

気づくとムスカリの葉が長～く伸びて
どうしたらいいの？

今回は、ムスカリの管理方法で
気になる所をまとめて「すっきり」します。

ちょうどムスカリが咲くシーズン
花後の管理から、始めてみませんか？

ムスカリの葉が長く伸びてしまったけど切ってもいい？

春、花が咲く時期は
葉は切らないでおきましょう。

花後は球根が肥大する時期です。
葉を切らずに、しっかり光合成してもらいましょう。

夏は休眠期ですので、
暑くなってくると葉が枯れてきます。
長くて見苦しい（？）けど
...もう少しだけ我慢します！

植えっぱなしにしたムスカリは
秋に葉が出てきて、長く伸びることがあります。
長く伸びた葉が気になるときは
春になる前に10センチほど残してカットしても大丈夫です。

10センチ...というのは、TOP画像のムスカリ
12月に遅植えして、葉の長さが10センチ位、
このくらいあれば球根肥大に足りるかな？
ということ、私の個人的な感想です。

葉が長く伸びるのが嫌な人は

葉が枯れる６月頃、掘り起こして
乾燥させ、ネットに入れて
風通しのよい、暗い場所で保管しましょう。

そして、11月、12月頃に植え付けます。
あまり早く植えると、葉が伸びてしまいますよ。

ムスカリ　花後の管理

球根植物は、必要な栄養分を球根に貯めて
翌年はその栄養分を使って成長していきます。

花後は翌年のために、
球根を大きくしてあげられるように

• 花の茎は切り取る
• 水やりは続ける
• 追肥する

ムスカリは下から順に枯れていくので
一番上が枯れてしまうまで時間がかかります。

最後まで待たずに切るのもいいですし、
花を切って、室内で楽しむのもいいですね。

ムスカリは球根植物ですが、
種ができますので、
種ができる前に切り取りましょう。

ムスカリはよく増える

花が終わった後、ムスカリの球根を
掘り起こしたことがある方はご存じでしょうが

ムスカリ、よく分球します！
小さな球根が、親の球根に付いています。

掘り起こしたら、子球は外さず、
そのまま乾燥させて保管し
植え付ける時に、親から外して植え付けます。

外した子球も植えてあげると
小さくても花を咲かせるものもあります。
咲かなくても、年々大きくなりますので
育てましょう♪

花後のお世話　水やりと追肥

暑さで葉が黄色くなってくるまでは
適宜、水やりを続けます。

鉢植えの場合、葉が黄色くなってきたら
水やりをやめて、放置、乾燥させることもできます。

花の茎をカットした後は
追肥します。

今年、私が追肥に使ったのはこちら。
「緩効性肥料の追肥、マグァンプK　小粒」
マグァンプK（ハイポネックスジャパンのサイトへ）

小粒の緩効性肥料で株元にまきやすく、
効き目が２カ月というのも、
効果持続の期間がちょうどいいと思います。

ムスカリも品種が増えてきましたね。
次はピンクのムスカリの球根を購入したいです！

ムスカリの管理方法でモヤモヤした所を
今回はまとめてみました。

みなさんも、来年のお花のために、
まずは花後の追肥、してみませんか？

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