Yahoo!ニュース

【京都市南区】創業51周年!あっさりと、だけど深い旨みのある特製醤油スープが人気の“老舗”ラーメン店

松田洋平ライター(京都市)

京都市南区にある「ラーメン藤 京都本店」をご紹介します。

1972年創業の「ラーメン藤」は、2022年に50周年を迎え、現在では京都・滋賀を中心に20店舗以上を展開しています。

すでに老舗のラーメン店と呼ばれるにふさわしい歴史がありますが、 “老舗”を目指して努力し続ける姿勢に多くのファンが共感し、足を運び続ける人気店です。

お店の外観

京都市営地下鉄・十条駅から南東へ徒歩3分のところにあります。久世橋通りに面しており、駐車場もあるので車で行けるのもありがたい。(ただし駐車場は満車になることも多いです)

以前は黄色の看板が目立っていましたが、現在は黒色に塗り替えられ、重厚な印象の外観に。

「ラーメン藤 京都本店」の外観
「ラーメン藤 京都本店」の外観

“今時な感じ”がしないお店の入口の雰囲気からも、むしろラーメンの味に対する期待が高まります。ガラガラと扉を開けていざ入店。

長い歴史を感じさせる入口
長い歴史を感じさせる入口

店内のようす

店内は、カウンター席が24席のみで、テーブル席はありません。

「ラーメン藤 京都本店」の店内のようす
「ラーメン藤 京都本店」の店内のようす

ピークの時間帯にお店の外に行列ができるのは当然のことながら、例えば日曜日の16:00ごろでさえほぼすべての席が埋まっているほど。時間にゆとりのある時に訪れるのが良いでしょう。

おすすめのメニュー

一番人気のメニューは、「ラーメン」です。「麺固め、ネギ多め」で注文するのがおすすめ。

「ラーメン藤 京都本店」のメニュー
「ラーメン藤 京都本店」のメニュー

特製ラーメン

「ラーメン」よりも麺の量が多く、メンマがトッピングされている「特製ラーメン」を注文しました。

「特製ラーメン」を注文
「特製ラーメン」を注文

青々とした大盛りの九条ネギが、豚骨醤油のスープに映えています。器からあふれそうなスープが、「あふれる前に早く食べて」と言っているかのよう。

食欲をそそる
食欲をそそる

麺はやや細めのストレート麺。実は、同店は「近藤製麺工場」という製麺所の直営ラーメン店で、こだわり尽くされた麺は豚骨醤油のスープとの相性も抜群です。

「近藤製麺工場」のストレート麺
「近藤製麺工場」のストレート麺

チャーシューはしっかりと煮込まれた昔ながらの味わい。スープをたっぷりと吸わせ、九条ネギやもやしといっしょに食べるのがおすすめです。

昔ながらのチャーシュー
昔ながらのチャーシュー

豚骨醤油スープの楽しみのひとつが、一味唐辛子による味変。同店でも卓上に用意されています。スープの旨みがより一層深くなるのでおすすめ。

一味唐辛子で味変
一味唐辛子で味変

京都の“老舗”ラーメン店ならではの、安心感あるラーメン

創業51周年の歴史あるラーメン店ならではの、深い旨みのあるラーメンは、何度でも足を運んで食べたくなる安心感がありますね。

2023年8月21日(月)から「短縮営業」を実施されており、営業時間が18:00までとなっていますのでご注意ください。

お店の情報

───────────────
ラーメン藤 京都本店
───────────────
住所   |京都市南区東九条南石田町111-1
電話番号 |075-661-3839
営業時間 |10:00~18:00
      ※第2水曜日は10:00~17:00
定休日  |木曜日
HP    |ラーメン藤

ライター(京都市)

人気の観光地として国内外から多くの人が訪れる京都。長く暮らしていても、意外と見過ごしている魅力がたくさんあります。身近にある歴史的なスポットや京都ならではのグルメ情報をお届けします。

松田洋平の最近の記事