【浜松】卸本町には一体何があるのか?実際に行ってみた
浜松市には町の中心街は割と人が溢れておりますが、一歩離れると途端に人が少なくなるという、少し残念な地域が結構あります。今回の「卸本町」もそのうちの一つで、きっかけはSNSから「卸本町」には何があるの?という衝撃的な質問からだった。確かに何があるのか、名前は聞いたことがあるが、ピンと来る人は少ないのかもしれません。ということで今回実際に行ってきました。
「卸本町」とは
「卸本町」はその名の通り、卸業者が多数集まる地域。しかし、それもかつての話であり、現在は商業の多様化により、卸業者専門の地域という意義が薄れてきてしまっているのは否めません。
かつては「繊維業」などを中心として、「卸商団地」として栄えていた頃もあったようです。
現在は、「卸本町」へ足を運ぶ機会もすくなくなり、そもそもどのようにアクセスしたら良いか?という点も疑問ではあります。
交通機関でのアクセスはない
さて、「卸本町」はそもそもどのように行けば良いのか。そこから説明します。結論からしまして、「卸本町」に行く交通機関はありません。
電車はもちろん、バスも直通はなく、最も近い場所で「能力開発短大※」という場所が最寄りになります。
遠鉄バスの方に聞くと、1時間に1本しかないとのこと。しかも遠鉄バスの社員さんですら、アクセス方法はあまりよくわかっていないらしい。
つまり「陸の孤島」「秘境」と言っても過言ではないのかもしれません。
「卸本町」のランドマーク「アルラ」
さて、そんな「卸本町」にも、一応ランドマーク的な施設があります。それは「アルラ」と呼ばれるもの。何があるかというと、会議やセミナーなどが行える施設となっております。
もちろん、ここでそのような「セミナー」等の場を設けるのであれば、当然アクセス方法も踏まえた上で企画しなければなりません。結構大変かもしれない。
ビジネスホテルがある(あった)
また、ビジネスホテル「ホテルほんまち」があります。パノラマ大浴場などがあるようで、数千円程度で泊まることができたそう。
しかし、令和2年12月31日をもって閉業。現在は宿泊することはできません。
本格ハンバーガー屋「GS BURGER」は営業中
なお、「卸本町」で唯一活気のある店舗といえば本格的なハンバーガーが楽しめる「GS BURGER」。現在も絶賛営業中でした。
ちなみに、GS BURGERの「GS」は「GSビル」から由来する。
イベントごとになると、長蛇の列ができる人気店です。
ということで現在は基本的に何もない町「卸本町」ですが、浜松市の「地区計画区域」にも指定されており、今後の活用が期待できるエリアではあります。
ただ、いかんせんアクセス方法がないというのは致命的であり、行ったところで楽しめるコンテンツが充実しているとは言い難い場所ではあります。
さしづめ、今流行りの映画やアニメの「聖地化」を狙い、知名度をあげ集客しグッズ販売、インスタ映えを狙うという手はどうだろうか。
フジテレビの「逃走中」などの舞台にいいかもしれませんね。
<訂正>
※漢字を間違えておりましたので訂正します。