最新文房具!話題のシャープペン「オレンズ エーティー」機能を最大限に活かす使い方を解説します
こんにちは!文房具ブロガーの猪口フミヒロです。
ついに昨年から話題になっていた新しいシャープペンシルがぺんてる株式会社から発売されました。その名は「ORENZ AT(オレンズ エーティー)」。僕たち文房具好きは10月くらいからこの情報を掴んでいましたので、本当に長くて待ち遠しい4ヶ月でした。
昨年10月のおかざき文具博で試し書きさせていただいた時には、しっくりくるグリップと重心バランスに「これは売れるぞ!」と興奮しました。やっと市場に出回り始めたので、購入してきました。試し書きなどをして良かったところをこのブログの中で紹介していきます。
この新しいシャープペンシルの発売キャッチフレーズは「思考を止めない。自動芯出し機構」「しっかり握れるデュアルグリップ」という2つです。今回は、このポイントを中心に解説していきます。この筆記具が今後のスタンダードになることを祈念して進めていきますね。
パッケージの全貌を撮影しました。シャープでシンプルなデザインで好感が持てます。
こちらは店頭販売の様子です。価格は¥2,200(税抜価格¥2,000)です。
この「ORENZ AT(オレンズ エーティー)」は、芯を出さないで書くシャープペンシルです。その部分をしっかりと理解して使わないと、うまく機能が発揮できません。最初は違和感があったり使いにくく感じるかも知れないですが、乗り越えて新しい世界を味わいましょう。
このシャープペンシルの使用方法
まずは、1回ノックするとガイドパイプが飛び出てきます。その時に上の画像にように少しだけシャープ芯が出ますので、この状態で書いてみてください。そして、その状態で書けるということを体感してください。ここが一番のポイントかもしれないです。
それが出来たら、筆記を続けていただきたいです。書き続けて芯が減ってくると、一緒にガイドパイプが短くなるのです。その後で、ガイドパイプは紙から離すたびに芯と一緒に最先端位置まで戻ることを繰り返し、芯が短くなるまで書き続けることが出来るのです。
これが、自動芯出し機構です。
残り芯が短くなり使えなくなると、ガイドパイプが急に引っ込むようになります。そうなったら、数回ノックを繰り返し、必ず残り芯を取り除いてから使用することを心がけてください。使い終わったらノックしながら先端を押し付けガイドパイプを収納することです。
ここまでの一連の動作を守って、自動芯出し機構を自分のものにして爽快に使いましょう。
最新技術を駆使したデュアルグリップ
よくよくみてみると本当によく作り上げたものだなぁと感心してしまう12角軸のデュアルグリップです。本体軸もグリップ部分も同じ形状になっており、そのアンバランスによるストレスがありません。しっかりと狙い通りに書き続けられるグリップです。
金属グリップはブレがないので狙い通りの仕事が出来ます。ただし、硬いものを握り続けると疲れてしまうので、多少の柔らかさが必要なのです。このデュアルグリップは強めに握ると金属部分、弱めに握るとラバー部分の感触で筆記を続けることが出来ます。
この形は、抜群の筆記疾走感を感じさせてくれるニューモデルです。
クリップは控えめに小さいです。筆記に注力したシャープペンシルなのです。
僕も実際に書いてみましたが、僕にとっては新しい書き味です。とても面白いです。このシャープペンシルの形が注目されて、これからの筆記具の進化の礎になることを期待しています。というか、もうすでになっているのかも知れないですね。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございます。読者の方々に感謝です。
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