【御船山楽園ホテル宿泊記】サウナだけじゃない、チームラボのアートと御船山楽園のライトアップが魅力的
御船山楽園ホテルはサウナだけではなく、チームラボのアートが素晴らしかったので紹介する。
アートについてはチームラボの展示がされている。
正直観光しなくても御船山楽園ホテルに来て帰るだけでも十分満喫できる完成度だった!
宿泊日の夜はアートを見て回った。
呼応するランプの森とスパイラル - ワンストローク
まずは最初の記事でも紹介したロビーの作品。
ランダムに並べられたランプは一見関係無さそうに見えるが、他者の動きに影響を受けて色が変わっていく。
他者の影響を受けて色が変わる、連続していく光の連続美を表現した作品だ
動きによって光が変わっていく。
ロビーでいきなりこの幻想的な空間から始まると誰でもテンションが上がるはずだ。
作品はこれだけじゃない。ロビーの奥の入口から更に奥に行くと暗闇に作品がある。
生命は生命の力で生きている II
フレームやディスプレイの枠などがないので、境界がなく立体的に見える。
チームラボの作品はアートとの境界線を無くすことをテーマとして作られているので、ホントにその場に浮いているような感覚になる。
奥に進むと広い空間がある。
ここは昔の御船山楽園ホテルの宴会場だった場所だ。
Light Sculpture of Flames
点の集合で炎を創り出していた。
1つ1つを見るとただの光だが、全体として見るとちゃんと炎に見えるから不思議だ。
「炎に近づくと炎の大きさが大きくなったりする、面白い!」
壁際にはベンチがあったり、作品の近くに座る用のクッションがあるので、ゆったり見ることができる。
「まるで焚き火を見るかのように没入感がある」
廃墟エリア
続いて2階の廃墟エリアへ。
2階1番の奥に進むと廃墟エリアがある。
本当に廃墟なので、靴で行くことをおすすめする。
「ゾクゾクっとする、夜は結構怖い空間だ」
忘れ去られていた地下道の朽ち果てていく場に永遠に憑依する炎
暗闇の長い廊下の足元に赤い光が灯されているが、実際は画像よりももっと暗い。
真っ暗の中に灯る赤色を頼りに進む。
1番奥まで行くと炎のアートがあった。
忘れ去られていた地下道の朽ち果てていく場に永遠に憑依する炎を表現しているアートだ。
ホントにそこで燃えているように見えるから不思議だ。
廃墟エリアには他にも作品がある。
廃墟の湯屋にあるメガリス
別の入口へ向かうと…光見えてくる
大浴場だった場所に異なる時間の流れを持つ時空が圧縮された塊が群立しているというアート
「凄い神秘的な空間、時間が経つと色やデザインが変わるから見ていて飽きない
最後のアートへ
廃墟の湯屋のフラワーズボミング
手書きの花々が壁や床に投写されていた。
床の上や壁にふれてじっとしていると花が増え、歩き回ったり、触ったりすると花びらが散るようだ。
ゆっくり見て回るだけで1時間以上掛かるボリュームだった。
廃墟エリアの作品は昼間は開放されないものもあるので、夜に行くのがおすすめだ。
「宿泊者は無料で開放されているから凄い」
館内のチームラボのアート作品を見た後は、外に出て御船山楽園(庭園)に行くのもおすすめだ。
宿泊者向けに夜間無料開放しているのだ。
ライトアップされた御船山がとても良い雰囲気。
中央の灯りが灯った場所に行ってみる。
茶屋がある。見た目は茶屋だが、カクテルなどのお酒を飲むことができる茶屋バーなのだ。
支払いはホテルのチェックアウト時にできるので、部屋番号を伝えるだけで、お金を持っていかなくて良い。
お酒とおつまみまであるので、ここで庭園を見ながらゆったり過ごしても良い。
この後お風呂に行きたかったので、温かいホットハチミツジンジャーをいただいた。
7月12日(金)から 11月4日(月)までチームラボによる御船山楽園の夜の森のミュージアム「チームラボ かみさまがすまう森 - ジーシー」が開催予定。
御船山楽園が鮮やかにライトアップされて更に見所満載だ。
自分が行った時は開催前だったので見れなかったが、
これから行く人は要チェックだ。