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内臓の働きが悪くなると「むくみやすくなる」?-内臓とむくみの深い関係!-

ご覧いただきありがとうございます。

おがちゃん先生です。

今回は「内臓の働き」と「むくみ」について解説していきます。

今回の目次

  1. むくみ(浮腫)とは?
  2. むくみと内臓①:肝臓
  3. むくみと内臓②:心臓
  4. むくみと内臓③:腎臓
  5. 元気な内臓を保つために

むくみ(浮腫)とは?

むくみとは、細胞と細胞の間の水分がたくさん蓄積した状態です。

顔や足で起こることが多く、腫れぼったくなったり、重さ、だるさを感じることがあります。

一般的には、下のようなことが原因となることが多いです。

  • 長時間、同じ姿勢でいる
  • 筋力の低下
  • 運動不足
  • 塩分の摂り過ぎなど

他にも「内臓の働きが悪くなっている」と、むくみが起こることがあるので、具体的な関係をみていきましょう。

2.むくみと内臓①:肝臓

肝臓が原因でむくみが生じる理由として、肝臓の「アルブミンをつくる」といった働きが関わっています。

アルブミンは、血液中に多くあるタンパク質の一種で、体内の水分バランスに関わります。

肝臓が悪くなってしまうと、アルブミンの合成が低下します。

これにより「浸透圧が変化(※)」して、水分バランスが乱れ、むくみが起こります。

浸透圧とは、濃度が低い方(薄い)から高い方(濃い)へ水が移動する仕組みのことです。
例えば、きゅうりに塩をすり込むと、中の水分が濃度が高い方に移動して、きゅうりの水分が抜けます。

3.むくみと内臓②:心臓

心臓は、全身に血液を送り出すポンプの役割があります。

そのため、心臓の働きが悪くなると、全身の血流が悪くなり、むくみやすくなります。

4.むくみと内臓③:腎臓

腎臓は、流れてきた血液を「ろ過・濃縮再吸収と分泌)」して尿を作ります。

腎臓の働きが悪くなると、尿の成分を正常に調節できなくなり、体内の水分バランスが乱れて、むくみが起こります。

ちなみに、腎臓の働きが"大きく低下"すると、尿毒素が体内に蓄積して、頭痛・全身のだるさ・食欲低下・吐き気・口臭・かゆみなどが起こることもあります。

5.元気な内臓を保つために

ここまで紹介してきたように、内臓の働きが悪くなると「むくみ」が起こりやすくなります。

そして内臓機能は「加齢」と共に低下しやすいです。

さらにそこに、喫煙・お酒の飲み過ぎ・高血圧・高血糖・ストレスなどが加わると、さらに内臓への負担が増えてしまうので、生活習慣にも注意しましょう。

YouTubeでも解説していますので、ぜひご覧ください。

最後までご覧いただきありがとうございました!

身体の構造や仕組みを分かりやすく解説!/0から学ぶ解剖生理学サロン運営/JSTAS認定整体師/東京リエイチ整体アカデミー非常勤講師/bijou解剖ボディケアスクール講師

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