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iPhone 8のフロントカメラは3D検知機能を搭載? 虹彩認証や顔認識に利用

篠原修司ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門
(写真:アフロ)

iPhoneに詳しいKGI証券のアナリストMing-Chi Kuo氏によると、今年発売予定とみられている『iPhone 8(次期iPhone)』のフロントカメラには3D検知機能を搭載するアップグレードが予定されているとのことです。

この3D検知機能とは撮影対象の位置や深さを測定できる機能のことで、3D空間を感知できる赤外線モジュールをフロントカメラ前面に搭載することで機能が利用できるようになります。

3D検知機能によって測定された深度情報は先日話題になった虹彩認証(目の虹彩を利用した認識)や顔認識に使用され、さらに将来的にはゲームアプリやAR・VR体験などでも利用できるようになる見込みです。

虹彩認証でより使いやすく

虹彩認証を採用している日本のスマホは富士通の『arrows』シリーズが有名ですが、カメラを見るだけでスマホの画面ロックを解除したり各サイトへログインできたりと使いやすくなっています。

これまでの指紋認証と比較してもその認識速度は素早く、とくに今の時期だと手袋をしていても認証でき、さらにお風呂やキッチンなど水に触れて指がふやけても問題なく認証できるというメリットがあります。

虹彩認証は指紋認証よりもセキュリティ強度が高いということもあり、搭載されればApple Payなどの電子マネー決済の利用シーンも広がると思われます。

ITジャーナリスト/炎上解説やデマ訂正が専門

1983年生まれ。福岡県在住。2007年よりフリーランスのライターとして活動中。インターネット(SNS)で起きる炎上の解説、デマのファクトチェック、スマホやガジェットの話題、生成AIが専門。最近はYouTubeでも活動しています。執筆や取材の依頼は digimaganet@gmail.com まで

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